食戟のソーマ夢小説

□3 魔王、『玉』を語る
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編入試験からひと月と少しーー四月

遠月茶寮料理學園高等部1年 始業式



《学年章の授与にうつります新一年総代薙切えりな》


えりな「はい」



ざわ・・・ざわ・・・



「ああ・・・えりな様今日も麗しい・・・」

「あの美貌でしかも首席・・・まさに完璧超人(パーフェクトちょうじん)!」

「内部進学試験全科目ぶっちぎりで1位だったらしいぜ」

「1日デートできたら俺死んでもいい・・・」

「バカっ滅多なこと言うと学園から抹消されるぞ」

《ーー続いて式辞を頂戴いたします》

「相手は食のマフィアを率いる首領(ドン)のー実の孫娘なんだぜ?」

薙切仙左衛門 遠月学園総帥

「〈怖ぇぇぇぇ!!! 遠月学園・・・ひいては日本の料理業界を牛耳る美食の権化 マフィアの首領(ドン)ってレベルじゃねぇ・・・ 魔王だ! 食の魔王だ!!〉」

薙切・仙《諸君高等部進学おめでとう!諸君は中等部での3年間で調理の基礎技術と食材への理解を深めた 実際に料理を行う調理教練の授業と各種の座学 調理理論•栄養学•公衆衛生学•栽培概論•経営学・・・そして今高等部の入口に立ったわけだがこれから試されるのは技巧や知識ではない料理人として生きる気がいそのもの______》

「・・・・・・?」

薙切・仙《諸君の99%は1%の玉を磨くための捨て石である 昨年の新1年生812名のうち2年生に進級できたのは76名 無能と凡夫は容赦なく切り捨てられる千人の1年生が進級する頃には百人になり 卒業まで辿り着く者を数えるには片手を使えば足りるだろう その人握りの料理人に君が成るのだ!!研鑽せよ以上だ!》

ザワザワ・・(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-

えりな「〈遠月のブランド力の根源はこの徹底した競争による少数精鋭教育にある・・・「在籍したことがある」というだけでも料理人として箔がつき卒業まで漕ぎ着ければ一生料理会のスターダムを歩むこととなる私と同じ世代の君たちを気の毒に思うわ・・・生まれた時から「二位争い」を宿命づけられているのだから!とおの頂点そして日本の料理界に君臨するのはこの私薙切えりなよ!!〉」

《えー最後に高等部から編入する生徒1名と高等部に飛び級する生徒1名紹介します》

えりな「〈なるほど・・・私とは別の審査で合格者が出たのね・・・それより誰が飛び級してくるのかしら?それ程の腕のもちぬし居た覚えがないのだけど・・・ふん・・・思い出すだけで腹立たしいまぁいいわ・・・もう二度と〉」

創真《やー・・・なんか高い所からすみませんねーへへ・・・所信表明でしたっけ?まいったなーやんなきゃダメすかー?だ壇上でとかこそばゆいっすわー》

《いいからさっさとしなさいっ》

えりな「〈会うこともないでしょうー〉」

創真《じゃー手短に二言三言だけ・・・えっと・・・幸平創真っていいますこの学園のことは正直ー踏み台としか思ってないです 思いがけず編入することになったんですけど客の前に立ったこともない連中に負けるつもりは無いっす 入ったからにはてっぺん取るんで3年間よろしくお願いしまーす》

「テメエェェこらぁ!!ぶっ殺すぞ編入生ェ!!」

創真「ふー・・・噛まずに言えたー おー試験のときの!薙切・・・だったよな 緊張したわーガキの頃から表彰とか無縁だったして・・・」

薙切・仙《静かにしなさい 空・・・君の番だよ》

「Oh, is a turn of ... me; is Mr.Senzaemon?

Oh, I entered the beginning class department because it was asked Mr.Senzaemon for as for ... me in this high school there being few me including the interest here

As for my being here, there is not the meaning other than silver and dont having been pushed forward to thing and castle Ichiro who graduated from this high school to Kojiro, a sun child if then beauty is flat in winter

And that is all from me because unpleasant, all the members do what they cook from the person who underestimated what I do not underestimate though I am still a sixth grader and am it younger than all of you」


薙切・仙《彼女は初等部から飛び級してきた蒼井空さんだ(失礼のないように)仲良くしなさい》

《以上をもちまして入学式を終わりにします》

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