鬼灯の冷徹

□スカシユリ
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『....................................................』

クソネミ.............

「どうしたの鬼灯ちゃん」


『昨夜ちょっと徹夜で.............』


目をこすり、あくびを噛み殺すと
閻魔が言った


「え〜〜不眠は良くないよ。肌荒れるよ〜?」


『うるさいな。ハゲろ』


「ハッ、ハゲるもんかっ」


今日の予定を確認するため予定帳を開く

『あ。これから桃源郷に行かなくては。頼んでいた薬が出来る頃なので』


予定帳をパタンと閉じ、伸びをする

「桃源郷かぁ。薬ってことは白澤君でしょ?あの子君に似てるよね〜」


『..........................それ、ある意味屈辱です』


よんわ「嫌いじゃない。偽りの心」













あの世絶景100選の一つ。桃源郷

「鬼灯花様!誘ってくれてありがとう!桃太郎元気かなぁ」


「わあ!さすが観光名所!」


「建物は中国風だな」


上から犬猿雉である。あれ?
デジャヴ。
というかルリオは見るところ違うよ

『ここは日本と中国の境にあるのです。
だから双方の交流の場にもなっているんだ』


「あ、そーなんだ」


するとシロが何かに気付いたらしい


「じゃあ小籠包食べ放題?」


『.............何故中国=小籠包食べ放題になるんだ』


餃子とかだろ。
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