リクエスト
□仕返し/さやみる
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音楽番組の収録まで少し時間があって、楽屋で待機していた。
今日はAKB選抜での収録やからAKBさんやSKEさんもおる。
あ、ぐぐたす更新せな…
誰との写真載せよっかなぁ…
「おりゃっ!」
「えっ!?」
急に視界が暗くなって、同時に両目に誰かの手が当てられていることがわかった。
誰かのって言うても、この手の感触といい、手から匂うボディクリームの匂いといい、犯人はみるきーしかおらへんねんけど…
「みるきー。やめぃ。」
「えっ?なんでウチやってわかったん?」
「そんなんええから手ぇ離さんかい!」
みるきーは私の目を両手で塞いだまま離さない。
「ぐぐたす更新するんやから離せーー。」
「なーんや、つまんないのー!」
「なんやねん、ほんまに…」
私は自分の手でみるきーの両手を顔から離そうとした。
みるきーの手を掴もうとしたとき、みるきーは無理やり私の顔を左に向けた。
「ん?」
「チューっ!」
「んーーーー、っはぁっ!なんやねんいきなり!しかも長いわ!」
「えへ…さやかちゃん、嬉しいやろ?」
「嬉しくないわ…っておい!」
みるきーはそのまま、まゆゆさんのところに行ってイチャイチャし始めた。
ほんまに目ぇ離せへんやつやな…
「うわー…今日もやってんねぇ笑」
「なに?付き合ってんの?笑」
みるきーのキス現場を見ていたらしい優子さんと指原さんが向かいのイスに腰掛けた。
「みるきーはほんとすごいね笑」
「相手すんの大変そう。」
「ほんまですよ、いっつもあんなんですよ。」
さすがの二人も苦笑いしている。
「なにさや姉やられてばっかなの?」
「…うん…まあ…」
「ははwちっちうける笑」
「ちょっと笑わないでくださいよ〜、なんか対策考えてください…」
「あー対策…」
「あれは?逆に驚かすとか?」
「あー、いいかも。」
優子さんと指原さんは楽しそうに話を進める。
「じゃあさ、みるきーにドッキリしちゃえば?」
「あードッキリ…。」
「でもせっかくやるなら指原エロいのが見たい。」
「え?」
「だってみゆきってエロいの好きっていうか、まずみゆき自体がエロいじゃん。」
「あー確かに!じゃあ手始めに、みるきーをシャワー中に驚かせて素の反応見よ。」
「一番最初だしね、それで行こう。」
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