リクエスト

□私のおかげ/さやなな
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「さや姉、シャワー先入るでー。」

お風呂場の方から山田の声だけが聞こえる。


「え、待って、私も入るから 。」

「はぁ?一緒に?」

山田は洗面所から顔だけ出してこっちを見る。

「そりゃそうやん!」


あきれる山田を無視してそそくさと服を脱ぐと、私は洗面所にいる山田を追い抜かして先にお風呂に入る。そのまま顔を流しているとすでに裸になっていた山田はすぐに入ってきた。

「せっかく一人でゆっくり入ろうと思ってたのに…」

山田はシャワーを手にとる。シャワーから流れるお湯が山田の体を濡らす。体から水がしたたり髪は毛先だけ濡れる…

えっろー…


「なあ、山田…」

「…なによ。あんまり見んといて」

「ちょっとエロすぎひん?」

「はぁ?なに言ってんねん、変態!」

「それにさぁ…」

「ん?」

「胸でかくなったんちゃう?」

「え、うそ!?」

「あたしのおかげやな。」

喜ぶ山田に私がドヤ顔で言うと、山田は「ばーか。」と言って私から目線を外した。

「ほんまのことやん。最近のグラビア、ますますエロいしなあ?」

「、」

山田はなにも言わずに私の顔にお湯をかけてくる。山田は照れているときがほんまにかわいい。こんな山田を見ると、思わずいじわるをしたくなるんが私。

「うわっ、目に入ったぁ…」

「あ、ごめんっ、大丈夫?さや姉?」

私が目を押さえて泣きそうな声で言うと、山田はそれ以上に泣きそうな声を出しながら私の顔をのぞき見る。目の前に来た山田の顔をぐっと引き寄せて私はそのまま山田にキスをする。


「んっ……なにすんねんっ!」

「ははっ!キスしただけやんかぁ。ほら体洗ってあげるから、怒らんといて。」

「…自分でできるわっ。」

私は手にボディーソープをつけて拗ねる山田の体を洗う。
最初は腕や肩から始まり、首すじ、脇と来て、鎖骨あたりで山田がびくっと跳ねた。

「こしょばい。」

「え、感じたんちゃうん?」

「アホ。ちゃうわっ。」

山田のツッコミをくらいながら私は手を進める。

「そっち向いてー。」

前側は飛ばして背中を洗う。山田も自分でボディーソープを手にとって、足から順に洗い始めた。


「はい、前向いて。」

「え、前は自分でやるよぉ…。」

「ええから。」

ボディーソープを手に足して、デコルテのあたりから優しく洗う。円を描くように手を動かして、徐々に下にずらしていく。中心部分は避けて胸を洗い、そのままお腹にいく。

「早くして…こしょばいねん…//」

「ああ、ごめんな。」

急ぐように手を再び胸まで持っていきくるくると円を描きながら、ふいに中心部に触れる。

「んっ…」

「ん?」

「…なんでもない…」

焦らすようにゆっくりと手を動かす。そしてときおりそれをつまむ。

「んっ…あかん…その触り方やめてぇや…//」

「今度はほんまに感じてるんやな。」

「う、うるさい…//」

「…山田、かわいすぎんねん…。」


私はそのまま山田の胸を揉む。

「、ちょっとさや姉、やめてやっ、」

「ええやん、エロすぎる山田が悪い。」

「なにそれっ、ん、」

山田の唇を舐める。山田のぷっくりとした唇が半分ほど開いて、私の理性をくすぐる。

「山田はほんまにあかんなあ?」

「、」

「そんな顔して、誘ってんねやろ。」

「ち、ちゃうわ…」

山田の顔を両手で優しく包んでキスをする。触れるだけのキスがだんだんと深くなってくる。そのうち、山田の腕が私の腰に回ってきた。


「山田…好き…」

「…あたしも。」


体をシャワーで流したあと、山田を壁際に追いやる。キスをしながら山田の秘部にそっと触れる。

「んんっ、」

「めっちゃ濡れてる…まだキスしかしてへんのになあ?」

「いややっ…あっ…」

山田はぎゅっと目をつぶり下唇を噛む。

「唇噛んだらあかんやん。」

「んんっ、」

「声、我慢せんといて。」

「、」


少し腰を落として山田の胸に吸いつきながら指を押し込んでいく。

「んあっ、あかっんっ、」

山田は体をよじって指の侵入を拒否する。


「逃げたらあかんで。」

私は立ち上がって左手で山田の右手を壁に押さえつけ、足で膝を開かせる。そのままキスをして唇を舌でこじ開けて山田が緩んだ隙に指を奥につく。

「んんあっ、」

山田の声が大きくなる。舌を絡ませたまま指をゆっくりと出し入れする。

「んんっ、んあ…ああっ」


唇の隙間から山田の声が漏れる。山田の顔を見ると、目はトロンとして頬は赤い。限界が近いことを感じて、わざと指を止める。

「…さやかぁ?」

「なしたん?」

「なんで止めるん…?」

「あかんかった?」

「、」

「言わんとわからへんけど。」

「…欲し…い…」

「何が?」

「さやかの…指…。」

「ふふ…かわいい。」

泣きそうな表情をして欲しがる山田。すでに辛そうなので、私はさっきよりも素早く指動かした。

「ああっ、ああんっんんん、」

「気持ちいい?」

「んん、んんあっ」

山田は目をぎゅっとつぶったまま顔を縦に振る。

「ああっあかん、いっ…ちゃうっ、」

「イってええよ。」

「はあああんっんん…んん…はあ…はあ……」

山田は肩で息をしながらイった。


「さやかぁ…。」

「ん?」

「……好き…ほんまに…//」


私の目をじっと見つめて言う山田を、このあと何回イかせたかわからへん。


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