ライラット恋物語

□アパロイド来襲
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彩花からの情報を得て、惑星フィチナに
出発したフォックスチーム。
コロニー内では既に治療を終えた軽傷の
猿達が復旧作業に取り掛かっている。
そして激戦を繰り広げたウルフチームは
撃墜される前に戦線から離脱したものの
軽傷を負い、彩花の手当てを受けている
最中だ。

1「随分こっ酷く、やられとったな。
ボロボロやん」

ウ「あ? 善戦だっただろうが」

1「嘘やな、パパが本真に本気出したら
あんなもんちゃうやろ?
それとパンサーさんは始終クリスタルに
見惚れ過ぎや!
クリスタルは超美人やから見惚れるのも
分かるけどな」

パ「そういえば親友なんだって?
君と話が出来なくて、残念がってたぜ」

1「まあ状況が状況やったしな、それは
しゃあない。
言うとくけどクリスタルに、ちょっかい
出したり泣かしたりしたら処すからな」

パ「心配御無用、俺はレディーが悲しむ
ような事は絶対しないよ」

1「それやったら良えけど…
…レオンさん惜しかったな、もうちょい
やったのに」

レ「ふむ、狐の坊やの邪魔さえ無ければ
狩れたのだが…まあ良い。
楽しみは先に取っておくとしよう、その
方が仕留め甲斐もある」

パ「……レオンにだけ、優しくない?」

レ「当然だろう、私は未来の夫だぞ。
彩花、頑張った後の膝枕は無いのか?」

1「今は皆が居るから、あかん!
部屋に帰ってからやったら良えで」

レ「…チッ、分かった」

ウ・パ「(部屋だったら良いのかよ)
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