ライラット恋物語

□ゲートを守れ!!
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ペパー将軍を救ったフォックス達は後の
処置をコーネリア防衛軍の医療班に任せ
一行は、アパロイドの研究責任者が待つ
オービタルゲートに向かった。
そこに居たのは眼鏡を掛けた蛙族の男。
彼はベルツィーノ・トード、アパロイド
研究の責任者でありスリッピーの父でも
ある。

ス「来たよ〜父さ〜ん!
それで、オイラ達に話って何だい?」

ベ「諸君、善くぞ来てくれた。
君達が持って帰ってくれたコアメモリを
解析し、敵本星の位置が判明した!」

フォ「本当ですか!?
では、我々が本星に突入します!」

ベ「待て、まだ行っては駄目だ」

ス「父さん、止めても無駄だよ!」

ベ「分かってるさ、スリッピー。
だが、君達だけの力で勝てる程マザーは
甘くない。
自滅プログラムを持って行け」

ス「自滅プログラム…?」

ベ「奴等には、アポトーシスが備わって
いる事が分かったんだ」

ファ「何だ、そりゃ?」

レ「貴様、そんな事も知らんのか」

ファ「あ゙ァ!?(怒」

1「もうっ! 喧嘩禁止!
『アポトーシス』っちゅうのは、細胞の
プログラムの一種で計画的に脱落死する
現象の事やねん!」

レ「流石は私の彩花、見事な解説だ」

ファ「詰まりは、最初から自滅する為の
因子が組み込まれてるって事か?」

ベ「今、それを誘発させるプログラムを
開発中なんだ。
これを本星のマザーに撃ち込めば、奴等
全てが勝手に自滅する!」

フォ「凄い、一気に逆転ですね!」

ナ「アパロイド、多数ワープアウト。
攻撃目標ハ、ゲートデス」

レーダーに映ったのは今までと比べ物に
ならない程、夥しい数のアパロイド。
その全てがゲートに向かって、進軍して
いる。

ウ「元を叩きてェのは俺達だけじゃねェ
らしいな」

ペ「敵も、そう簡単には本星へ行かせて
くれんようだ」

ベ「例えプログラムが出来ても敵本星へ
行けなくては意味が無い…
プログラム完成まで何としてもゲートを
守ってくれ!」

フォ「分かりました!
ゲートは絶対に守ります!」
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