愛と欲望の地球侵略

□F−KRBS登場!
1ページ/3ページ

我が輩はガマ星雲第58番惑星ケロン星
宇宙侵攻軍特殊先行工作部隊隊長ケロロ
軍曹であります。
本部からの命を受け地球(ペコポン)を
侵略する為やって来たのでありますが、
不覚にも発見・捕獲され『家事当番』と
いう名の強制労働を強いられているので
あります。
先日も夏美殿に奇襲を仕掛け返り討ちに
されたばかり…
御蔭で当番の日を増やされてしまったで
あります、とほほ…(泣)

N〘彼はケロロ軍曹、ペコポン侵略の為
日向家に居候する侵略宇宙人である!〙

Prrrr…

夏美「はい、日向です。
あ、御久し振りです!
はい! はい! え…Σえぇ〜!?」

N〘驚いてる女の子は日向夏美ちゃん!
忙しい母親に代わって、一家を切り盛り
する14歳。
地球最終防衛ラインです!〙

ケロロ「ゲロ?」

夏美「…分かりました、ママにも伝えて
おきます。
はい、有り難う御座いました」

冬樹「姉ちゃん、どうしたの?」

N〘日向冬樹君、13歳。
勉強平均スポーツ苦手、自他共に認める
オカルトマニア〙

冬樹「姉ちゃんの時より、紹介ざっくり
してない?」

N〘き、気の所為ですって…(汗〙

冬樹「まあ良いけど…
それで姉ちゃん、何かあったの?」

夏美「大変よ、冬樹! 
さっき楓さんから電話があって、三人で
隣の家に引っ越して来るんですって!」

冬樹「えっ、零さん達が!?」

夏美「然も明日よ、明日!
急いでママに報告しなきゃ!」

楓…? 零…?
あの夏美殿も狼狽える程の人物が、隣に
越して来る!?
それも明日ですとォ!!?

ケロロ「こ、こんな事をしてる場合では
ないであります!
総員、緊急招集でありま〜す!!(汗」

新たなる脅威出現の予感!!
早く対策をうたねば、危険であります!
我が輩は掃除機を放り出し、地下基地の
会議室へ直行。
少し待った後、モア殿やギロロを筆頭に
招待メンバーが集結した。

ギロロ「ケロロ、どういうつもりだ!?
いきなり緊急招集など…!」

N〘ギロロ伍長!
その戦闘能力と強靭な意志が彼の最大の
武器、ケロロ小隊の機動歩兵。
実は夏美ちゃんの事が好…〙

ギロロ「余計な事言わんで良い!! ///」

ケロロ「百聞は一見に如かず! 事態は
一刻を争うであります!
クルル曹長、例の映像を!」

クルル「クックックッ、了解。
ポチッと」

N〘クルル曹長、頭脳明晰で性格陰湿な
カレー好き。
ケロロ小隊の作戦通信参謀〙

モニターに映し出される先程の夏美殿と
冬樹殿の遣り取り。
矢張り只事には見えないでありますな。

ケロロ「この狼狽する夏美殿の姿!
鍵となるのは、そう!
会話に登場した『零』と『楓』!
そして謎に包まれた、もう一人の人物!
この三人は我々にとって、新たな脅威と
なり得る存在であります!」

タママ「その三人って、なっちー達とは
どんな関係なんですぅ?」

N〘タママ二等兵、普段の可愛さの裏に
凶暴な顔を隠し持つ。
御菓子大好きなケロロ小隊の突撃兵〙

ケロロ「Σゲロッ!?
そ、それは…(汗」

『クルルに調べて貰えば良いや♪』とか
思ってたから知らないであります(汗)

ケロロ「そ、そんなの倒しちゃえば問題
無いでありますよ!(汗」

ドロロ「それに初対面、且つ戦意の無い
者に攻撃するのは人として如何な…」

N〘ドロロ兵長、心優しき忍者でケロロ
小隊の御意見番。
しかし影が薄いので意見が通る事は疎か
存在を認識される事すら、あまり無い〙

ドロロ「まだ喋ってたのに…!
酷いよ…(泣」

ケロロ「敵に情けは無用!
寧ろ今がチャンスなのであります!」

ギロロ「確かにそれは、一理あるな。
情報が無いのは敵にも言える事、加えて
長距離の移動や荷物の整理で疲労も蓄積
されている筈…
上手くすれば制圧も夢ではあるまい」

ケロロ「ってな訳で御隣さん奇襲作戦!
明日の朝、決行であります!!」

ギロ・タマ・クル「おおォォォ!!」

ドロロ「人として良くないのに…(泣」
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ