愛と欲望の地球侵略

□ビバ☆海水浴!
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夏休みの最中、久し振りに休みが取れた
秋の提案で土井中海岸へ海水浴にやって
来た日向家と綺羅星家と小隊一行。

秋「うぅ〜ん!
やっぱり、海は良いわね」

モア「潮風が気持ちい〜!」

楓「本当ねぇ♪ 誘ってくれて有り難う
姉さん」

秋「気にしないで、かえちゃん♡
大勢の方が楽しいもの!」

小雪「今年も、夏美さんと海に来られて
嬉しいです!」

冬樹「あれ? どうしたの軍曹?
今年も漫才コンテストに参加するんじゃ
ないの?」

N〘そう! 土井中海岸といえば軍曹や
夏美ちゃん達が参加した、水着美女漫才
コンテスト!
知らない人はアニメ18話を見てね!〙

ケロロ「漫才コンテスト?
冗談じゃないっすよ」

冬樹「ゼータダンガル欲しくないの?」

ケロロ「…パチモンの二番煎じなんて、
欲しくないであります。
何でも出しゃ良いもんじゃないでしょ」

冬樹「マニアって複雑だな…」

ケロロ「……まっ、今回はケロロ小隊の
夏休みっつぅの?
…皆で、ゆっくりとペコポンの海水浴を
楽しむでありますよ」

階段を下りて浜辺を歩いていると海岸は
多くの海水浴客で、賑わっていた。

零「しかし田舎の海水浴場にしては随分
賑やかだな」

タママ「去年は、こんなんじゃなかった
ですよぉ?」

ケロロ「マニアが減った分軟弱なライト
ユーザーで、一杯であります」

N〘土井中海岸は、去年の水着美女漫才
コンテストで…
村起こしに成功して今や押しも押されぬ
人気スポットとなっていたのだ〙

1「あっ! 見て、あそこ!
テレビ局が来てるよ!」

ケロロ「ゲロ?」

彩花が指差す先には、マイクやカメラを
持ったテレビ局のスタッフらしき人々が
会場付近で待機している。

クルル「テレビ奥東京じゃねェか」

秋「コンテストの様子を、テレビで放送
するみたいね」

1「もしかしたら、テレビに映れるかも
知れないね」

ケロロ「…!! ゲロリ(ニヤッ」

『テレビ局』と聞いて、何か思い付いた
ケロロの目が光った。
そんな事など知る由も無い夏美達は各々
好きに過ごして、零がレジャーシートや
ビーチパラソルを広げる。

楓「有り難う、貴方」

秋「悪いわね、力仕事を任せちゃって」

零「何の何の、その為の男手ですよ。
気にしないで下さい」

夏美「彩花、小雪ちゃん!
ビーチボール持って来たから、あっちで
遊ばない?」

小雪「はい、喜んで!」

1「ドロロ君も行こっ!」

ドロロ「心得た」

ジー…

クルル「クックックッ♪」

ヒョイッ

クルル「Σにょ!?」

ビーチパラソルの下で、クルルがビデオ
撮影に勤しんでいると上から伸びて来た
零の右手に取り上げられた。

零「盗撮は立派な犯罪だ、曹長殿。
こいつは没収する」

クルル「チッ」
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