愛と欲望の地球侵略

□F−KRBS登場!
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そして明朝クルルからターゲット到着の
報告を受けた我が輩達は屋根裏へ侵入、
奇襲の機会を窺う。
敵の数は三名、一人ずつ確実に捕らえる
作戦であります。

ケロロ「って事で、1番捕まえ易そうな
子供から行くであります。
クルル曹長、宇宙ニョロの準備は?」

クルル「ククッ、いつでも行けるぜェ」

1「…ん?」

N〘この女の子は綺羅星彩花ちゃん。
夏美ちゃん達との関係は、また後程…〙

ケロロ「Σゲロッ!?」

段ボールを持ち上げた状態で、こちらを
見上げる少女。
え、嘘でしょ? まさか見えてんの!?
いやいや、そんな筈は…!
アンチバリア作動してるし、バッテリー
充電もちゃんとやったし!
でも、めっさこっち見とるぅ!!(汗)

ケロロ「(ガタガタガタガタ…!)

1「こんにちは!(微笑」

Σやっぱ見えとるやないかーい!!!

ケロロ「こ、こんにちはぁ…(汗」

1「……(微笑」

ケロロ「……(汗」

1「……(微笑」

ケロロ「……(滝汗」

1「…?」

ケロロ「……そ、総員退去ォォォ!!」

ベキッ!

あり? 今、嫌〜な音が…

ケロ・タマ「Σギャァァァ!!」

ギロロ「Σんなァァァ!?」

クルル「Σにょ〜!」

ドンガラガッシャーンッ!!!

一箇所に集まり過ぎた事で我が輩達から
見ると床、詰まり天井が抜けて落下。
目の前には見えてる少女、さっきの音で
家族と思しき他二名にも気付かれた筈。
……これ、スッゲェピンチじゃね?

1「Σわあ! 大丈夫!?(汗」

ケロロ「斯くなる上は…!
自棄糞じゃァ!!」

N〘え〜! ちょっと軍曹さん、作戦は
どうなったの!?(汗〙

ケロロ「関係あるかァ!
世の中、金と気合いであります!!」

一度巻き付いたら絶対に離れない拘束用
宇宙生物、宇宙ニョロが襲い掛かる。
ゲ〜ロゲロゲロ! 終わりであります!

1「…!!」

ガシッガシッガシッガシッ!

しかし、いつかのママ殿のように掴まれ
宇宙ニョロは全滅。
アンビリーバボーであります…!(汗)

1「たあーっ!」

だが、それだけでは終わらなかった。

バコォンッ!!

ケロロ「Σゲロォ!?」

ギロロ「Σグハッ!」

タママ「Σタマ゙ッ!?」

クルル「Σなっ」

バリィンッ!

勢いそのまま我が輩達へ打ん投げられて
宇宙ニョロを収容していた棒が、全員の
顔に直撃。

1「はぁ〜びっくりした」

クルル「眼鏡、眼鏡…」

ケロロ「デ、デジャブであります…!」

ドタドタドタッ!!

零「何かあったのか!?
さっき凄い音がしたが…!(汗」

N〘綺羅星零、彩花ちゃんの父親であり
警視庁に勤務する刑事。
しかし、市民の平和よりも家族の安全を
優先する事が殆どである〙

楓「大っきな音だったわねぇ、ちょっと
びっくりしちゃったわ」

N〘綺羅星楓、彩花ちゃんの母親で何と
無く誰かに似てるような…
ん〜、気の所為ですかね?〙

し、しまったァ!
さっきの音で気付かれた挙句、囲まれて
しまったであります!
この家を侵略しに来たなんて知られれば
一巻の終わり…
何とかして掻い潜らねば…!(汗)

ケロロ「…い、いや〜御騒がせして大変
申し訳ないであります!
我が輩達、日向家に居候させて頂いてる
W友好的なW宇宙人でありまして…
新しい御近所さんを歓迎する為ちょっと
したサプライズをしたんでありますが、
こちらの手違いで御迷惑を掛けてしまい
すまなかったであります(汗」

タママ「(いや軍曹さん、その言い訳は
幾ら何でも無理無理ですぅ…(汗)


クルル「(誰が信じんだよ、んな嘘)

ギロロ「(くっ、此処までか…!)

うぐっ、沈黙が痛いであります…(汗)
しかし我が輩には、場を凌ぐしか手段が
無いのであります!
神様御願い、我が輩に奇跡を!!(泣)

1「そっかぁ! 君達、夏姉達の御友達
だったんだ!」

ギロ・タマ・クル「Σえぇ〜!!?」

N〘Σえぇ〜!!?
信じちゃうんですか!?(汗〙

1「折角サプライズ用意してくれたのに
声掛けちゃって、御免ね?」

ケロロ「あ、いやぁそのぉ…
お、御気になさらず(汗」

楓「あら大変! 怪我してるじゃない。
こっちで手当てしましょ、えっと救急箱
何処だったかしらぁ?」

零「それなら棚の上だ、俺が取ろう」

楓「ウフフ♪ 有り難う、貴方」
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