愛と欲望の地球侵略

□行列!? 暴走? 対峙!
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そして、サブローとの出会いから数日後
事件は起きた。
ケロロ小隊は更なる売り上げ上昇の為、
自販機を新型自販機Ver.Ka−2に
アップグレード。
しかし、それは認識した生物を無差別に
捕らえて飲み物を飲ませ財布ごと代金を
吸い取るという極めて過激な物だった。
ケロロを始め、タママとギロロも赤汁を
飲まされて気絶。
残ったクルルも伸びて来たアームに頭を
掴まれ、懸命に足掻く。

クルル「Σばっ! 待て待て!
俺は、良いんだってばっ(汗」

ガシッ!

クルル「…!!」

チューブを口へ突っ込まれそうになった
その時、飛び込んで来た腕がそれを掴み
制止した。

1「クルル君、嫌がってるでしょ?
離してっ!」

ギギギギ…!
ガシャーンッ!!

彩花は自販機ロボのアームも掴み本体を
足で押さえ付けると、2本共一遍に引き
千切った。
衝撃で後ろへ倒れた自販機ロボは、黒い
煙を上げて機能停止した。

1「クルル君、大丈夫?(汗」

クルル「ククッ、ああ助かったぜェ。
あんがとよ」

1「良かった、取り敢えずケロロ君達を
運ばなきゃね。
ドロロ君も手伝って」

ドロロ「…!! 気付いておられたか。
本来なら自業自得な故、放っておくので
御座るが…
彩花殿の頼みとあらば、致し方無い」

1「有り難う(微笑」

クルル「チッ、もう少し識別範囲を狭く
設定すりゃ良かったぜェ。
トラブル&アクシデントが信条だが巻き
込まれんのは御免だ」

1「作り直すの?」

クルル「いや、こいつはもう廃棄する。
隊長も懲りただろうからなァ」

ドロロ「そうでなくては困るで御座る。
実に醜きは守銭奴なり、ニンニン」

N〘いや〜何事も欲張り過ぎると碌な事
ありませんね。
皆さんも気を付けましょう!〙
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