鳳凰の夢小説です!
□始まり
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廊下に立たされてから10分後、
南月は自分の教室 、二年一組の一番後ろの窓際にある自分の席に座った。
「おーう、南月!」
隣から聞きなれた声がし、振り向く。
そこには南月の友、鍛冶 虎鉄
(かじ こてつ)
がニヤニヤしながら立っていた。
「......なんだよ」
机に顔をふせながら虎鉄に問う。
まぁ、虎鉄の顔を見れば何を言ってくるのかはだいたい予想できるのだか..
「今日も仲いいよなぁ〜お前ら」
「うっせぇ〜よ、ってかそれ毎日言ってねぇか?虎鉄......」
ちがいねぇと笑いながら言ってくるので、正直ウザイ。
「それにしても本当に凄いよなぁ〜」
「何が?」
虎鉄がいきなり話をかえた。
「お前の幼なじみだよ。」