さけ部屋

小ネタにもならない想像の端っこや、ぱいんあっぷるの呟きとか叫びを収録する部屋。
◆捕獲屋兄弟小ネタ 

ゲームはしてないのに創作物は読んでいる「刀剣乱舞」
ちょこちょこ見てたらですね「虎徹兄弟の確執はうちの義兄弟小ネタ書きたくなる!」となりましてねぇ

…しかしブチ切れの先生しか想像つかないけど




「好きでそう生まれたわけでもないのに、ずいぶんな口を叩くんだな」

この一言に、審神者が蜂須賀を護衛にしたくなかった理由の全てが凝縮されていたように思う。

とある本丸の審神者が、友人に会いに行く際護衛についてきたのが初期刀の蜂須賀虎徹であった。
これは単純にくじ引きで決まったのだが、審神者は最後まで蜂須賀を護衛にすることを渋っていた。

虎徹の真作を誇りにする彼は、同時に贋作・長曾祢虎徹を毛嫌いする。

何も言わなければよかったのだろうが、ついいつもの癖で口から出てしまったその言葉。
それが、審神者の友人・土井半助の逆鱗に触れてしまった。

「どこに偽物として生まれてくることを望むものがいる。どこにそれを喜ぶものがいるんだ。」
「な…何を…」
「刀派…人間でいう血の繋がりがなければ兄弟じゃないと?主君の友人の前でよくそんなことが言えたものだな。」
「…っ!」

日本刀の付喪神であり、人としての姿を得た今は戦争の全線で戦っている蜂須賀が恐怖に竦むほどの殺気。この時ようやく、蜂須賀は主君の友人の逆鱗に触れてしまったことに気付いた。

そう…彼には…

「半助、むやみやたらに殺気を出すんじゃない。」
「…兄さん。」
「すまないな。落ち着かせてくるから少し席を外させる。ルチアに言って茶の用意をしてもらったが、飲むか?」
「あぁ、頼むよ。」

指一本すら動かせなかった蜂須賀への殺気は、彼が兄さんと呼んだ存在により霧散した。
二人が出ていった扉を呆然と見ながら、審神者は「はぁ…」とため息をつき額に手を当てた。

「私が君を連れてきたくなかった意味が分かったか?」
「…はい。」
「あの二人は全く血の繋がらない義兄弟だ。それも、兄の…デイブの方はそれこそ出生が長曾祢に少しだけ似てなくもない。あいつはある意味で『偽物』だからな。」
「…お、オレは…」
「そんなつもりはなかった、というのは言い訳にすらならんぞ。あの二人の本業は教えたはずだ。何も出来ないまま後ろからぶっすりとか、お前嫌だろう?」
「…主。」
「なんだ?」
「オレは…間違ってるのか…?」
「お前の気持ちも分からないでもない。だが…」

「あいつの前でその話題を出したのは、大きな間違いだろうよ。」










付喪神すら射殺す土井先生マジで何者なんだと書きながら思って…無いかもしれない

2016/12/07(Wed) 17:10

by 陽射
お久しぶりです!!

いや素晴らしいですねこのネタ!!多分うちのメンツで書くと
長曽根→カナタにものっそい懐かれるし可愛がる
蜂須賀→シルベとメグリに呆れられつつちょっと色々言われる
浦島→ナガキが可愛がりまくるしカナタに懐く

みたいな。蜂須賀フルボッコですけども。
しかも何気ホウエン三兄妹も血の繋がりがあるけど実際兄妹じゃない関係なので結構とうらぶの三人兄弟系とのネタ書きためるの好きです← メグリと白黒兄貴達と刀剣男士の話も楽しいです← サクとアキは何かちょっと規格外という事でwww

すみません、描きたいこと書かせていただきました^ - ^またコラボ書きますねー!長文失礼しました!

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