DB短編2
□5千人突破記念!
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『はぁ〜あ……』
名無しさんは自分の部屋のテーブルにダランとしていた。
『ビルス様の注文…多いなぁ…』
名無しさんが手にして見ているのはメモ用紙。
内容は……
「名無しさん!僕は今から寝る!」
『はい、おやすみなさいませ。』
「僕が起きたらご飯いっぱい作っておいてよ!」
『はい…それで…どんなメニューを?』
「そうだな……」
そして言われた物がざっと10種類以上……
『もうっ!多すぎる!!』
ウイスから地球のレシピを貰って、材料さえあれば作れるとはいえ、名無しさん一人では作るのに大変な量だった。
『はぁ…ビルス様はかなり食べられるからなぁ…うだうだ言ってないで作らないとビルス様が起きちゃう!』
覚悟を決め名無しさんは重い腰を上げ、キッチンへと向かった。
‥