HUNTER×HUNTER
□episode7
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受験生達は飛行船に乗って次の試験会場まで向かっていた。
【えー、これより会長が面談を行います、番号を呼ばれた方は二階の第一応接室までお越し下さい、受験番号44番の方、44番の方お越し下さい】
『面談…?ああ、あれか…』
「どんな面談なの?」
『ただ質問されるだけ』
「なーんだ、簡単じゃん」
神谷はつまらなさそうに呟いた。
『あ、次私だ、いってくる』
「いってらっしゃい」
瑠奈は神谷と別れ二階の応接室まで来ていた。
『失礼しますー』
「まあ座りなされ」
ネテロの言葉に瑠奈はニコリと笑い座る。
「えー、まずなんでハンターになりたいのかな?」
『…仕事で使えそうだからですかね』
「なるほど、ではお主以外の10人の中で一番注目してるのは?」
『んー301番かな』
「ふむ…では最後の質問じゃ、10人の中で一番戦いたくないのは?」
『44番…かなー』
「ふむ、下がって良いぞ」
パタン
『本当にくえないじーさん…』
「瑠奈どうだった?」
『…くえないじーさんだったよ』
「じゃあ僕も面談してくるね」
『いってら』
瑠奈は手を振り遠ざかっていった。