HUNTER×HUNTER

□episode11
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瑠奈が瞬間移動した場所は天空闘技場。
もちろんヒソカとゴンの試合を見るため。
ついでにヒソカとカストロの試合も見たい。

『さーて、私も登録しとこ』

受付に並ぶこと数時間。
ようやく受付が出来る。

『4649か、覚えやすいな』

瑠奈は控室へと行く。
なんだか弱そうな人ばかり目に入る。

『みんな不味そう…』

周りを見渡してみればゴン達も居た。
気付かれないよう絶をした。
アナウンスが入り瑠奈の番。

「おー、綺麗な着物着て、ここは戦闘をするところだぞお嬢さん」

『ふーん、あっそ』

瑠奈はつーんっとそっぽ向く。
試合の合図があるとすぐに瑠奈は消えた。
そして男の背後へ立ち思いっきり背中を押した。
男は吹っ飛んでいき壁にめり込んだ。

『ザマァないわね、人のこと馬鹿にするからよ』

「君は50階へ」

50階へ登るとズシを見かけた。
あとウイング。
控室へ向かうとすぐにアナウンスが入りまた瑠奈はリングへと上がる。
対戦相手はなんとズシ。

『んー…?この後かな…キルアと戦うのって』

「よろしくっす!」

押忍!と掛け声を上げるズシ。

『んー…貴方には負けたくないなぁ』

瑠奈は思いっ切り念を発動させる。

『半分…くらいで良いかしら?』

そう言って瑠奈は消えた。
そしてズシの後ろに立ち手刀を首に打ち付けた。
結果瑠奈の一発KO勝ち。
ズシはすぐ目を覚ましたもののさっきの手刀をもろに食らっているのであと数分はふらついて何も出来ないであろう。

『貴方…念を使えるみたいね、じゃなきゃ今の手刀、貴方の首落ちてたところよ?お名前は?』

「ズシっす!あなたは?」

『私は瑠奈よ、よろしくね』

瑠奈はズシの手を取り立ち上がらせた。

『本気では打ってないからすぐ回復するわ、安心して』

「手抜いたって事っすか?!」

『だって手抜きしないとあなた今頃お陀仏よ?』

それを聞いてズシはブルブルと身体を震わせた。

『大丈夫大丈夫、取って食おうとか思ったりしてないから!』

そう言って瑠奈はリングから降りてゲートへ向かうと嫌なオーラを感じた。
素通りしようと思いそのまま歩き続けると何かに引っ張られる感じがして止まった。

『はぁ…ヒソカ、普通に声掛けれないの?いきなり念飛ばすだなんて』

「やあ♥」

『どうもー、じゃないわよ!行くわよ』

「どこにだい?♣」

『あー…あんたの部屋』

「控室じゃなくて良いのかい?」

『今日はもう戦いたくないのよ』

「OK」
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