キャラと関わらずに済む方法は?
□2話
1ページ/8ページ
貴「パチッ)………此処は何処だ」
体を起こして周りを見る
広さは……八畳くらいだな
勉強机と本棚とタンスが置いてある
そっと、寝ていた?ベッドから降りて
貴「シアンー」
と呼んでみる
シ「どーしたー?」
……後ろから声がする
振り向いてみると、そこには……
神様、否シアンがベッドに寝転がっていた
貴「……おはよう」
シ「おはよー……って礼儀正しいなオイ」
貴「ただの条件反射」
シ「あ、そーなの……
此処はお前……咲夜の家だ。ちなみに一軒家」
貴「ああ……家欲しいって言ったもんな」
まあ別に住めるならマンションでも
アパートでも文句はなかったんだけどな
一軒家か……
前の世界でも一軒家に住んでたからな……丁度いいか
シ「あと、此処二階な
二階はこの部屋とトイレと空き部屋が二つ。
一階はリビングとキッチンとトイレと風呂。
どーだ!完璧だろ!」
貴「ん、ありがとう。
やっぱお前優しいヤツだな」
シ「///あ、当たり前だろ……オレ神様なんだし……」
だから何故顔を赤らめる
誉められたことないのか?
シ「神様に作られたばっかだからな
だからオレは0歳だ。精神年齢は20歳くらいだけど」
0歳……まあ理屈上そうなる……のか?
つーか精神年齢20歳って、なんかビミョーだな……
シ「ホントにお前は人を詰(なじ)るのが好きだな……」
貴「一応言っとくけど、お前には結構心許してるんだぞ?」
シ「へ?」
そうじゃなきゃ、こんなにペラペラと話せない
心を許してるからこそ本心を言えるんだ
貴「お前は勝手に心読んでるだけだけどな」
シ「Σうぐっ!結構いいこと言ってたのに……」
貴「ハハッ、悪い悪い」