キャラと関わらずに済む方法は?

□2話
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貴「パチッ)………此処は何処だ」

体を起こして周りを見る
広さは……八畳くらいだな

勉強机と本棚とタンスが置いてある

そっと、寝ていた?ベッドから降りて

貴「シアンー」

と呼んでみる

シ「どーしたー?」

……後ろから声がする

振り向いてみると、そこには……
神様、否シアンがベッドに寝転がっていた

貴「……おはよう」

シ「おはよー……って礼儀正しいなオイ」

貴「ただの条件反射」

シ「あ、そーなの……
  此処はお前……咲夜の家だ。ちなみに一軒家」

貴「ああ……家欲しいって言ったもんな」

まあ別に住めるならマンションでも
アパートでも文句はなかったんだけどな

一軒家か……
前の世界でも一軒家に住んでたからな……丁度いいか

シ「あと、此処二階な
  二階はこの部屋とトイレと空き部屋が二つ。
  一階はリビングとキッチンとトイレと風呂。
  どーだ!完璧だろ!」

貴「ん、ありがとう。
  やっぱお前優しいヤツだな」

シ「///あ、当たり前だろ……オレ神様なんだし……」

だから何故顔を赤らめる
誉められたことないのか?

シ「神様に作られたばっかだからな
  だからオレは0歳だ。精神年齢は20歳くらいだけど」

0歳……まあ理屈上そうなる……のか?
つーか精神年齢20歳って、なんかビミョーだな……

シ「ホントにお前は人を詰(なじ)るのが好きだな……」

貴「一応言っとくけど、お前には結構心許してるんだぞ?」

シ「へ?」

そうじゃなきゃ、こんなにペラペラと話せない
心を許してるからこそ本心を言えるんだ

貴「お前は勝手に心読んでるだけだけどな」

シ「Σうぐっ!結構いいこと言ってたのに……」

貴「ハハッ、悪い悪い」
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