キャラと関わらずに済む方法は?

□5話
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先生「イタリアに留学していた転入生の獄寺隼人君だ」

はい。獄寺 隼人が転入してきました

ん?球技大会?もうとっくに終わってるよ
球技大会には興味なかったし、体育館まで行くのめんどうだったから
ずっと一人、教室で本読んでた

教室に戻ってきたクラスメートが
「ツナのあの大ジャンプ!すごかったよなー」
とか
「あのダメツナがあんなに活躍するとはなー」
とか言ってたから(もちろんアタシに話しかけているのではない)
原作は変わっていないのだろう

ガッ
綱吉「でっ!」

あ、沢田 綱吉の机蹴られた
ボーッとしてて見てなかったよ

生徒「ツナの知り合いか?」
綱吉「知らないよ!」
生徒「ありゃ絶対不良だな」

まあ不良だよな
普通にタバコ吸ってたし
でもダイナマイト常備した不良なんているのか……?

……あ、いたか。獄寺 隼人本人がそうだった

生徒「でもそこがいい……」
生徒「怖いところがシビレるのよね〜〜」
生徒「ファンクラブ結成決定だわね」

だわねってなんだ





廊下の窓から外を覗く

貴「(お、いた)」

沢田 綱吉と獄寺 隼人が普通に会話している……

獄寺「あばよ」
綱吉「え!?」

と、思ったらダイナマイト放り投げた

綱吉「うわ!ひっ、うぎゃああ!!」

情けねー声だなー

沢田 綱吉にダイナマイトが当たりそうになる……が

ズキュウウウ

どこからか弾丸が飛んできて、器用に火がついた
導火線だけを撃ち抜いて切り離した

獄寺「ち」

どさっ

獄寺 隼人は舌打ちをし、沢田 綱吉は派手に後ろに倒れる
尻餅くらいつけねーのか

リ「ちゃおっス」

綱吉「リボーン!」

リボーンが窓枠に座っている

あ、アタシは二階の窓から見下ろしているから
リボーンには見つかっていない

リ「思ったより早かったな 獄寺隼人」

綱吉「ええ?知り合いなの?」

リ「ああ オレがイタリアから呼んだファミリーの一員だ」

綱吉「じゃあこいつマフィアなのか!?」

スゴいねー
マフィアなんて普通は映画の中とかでしか見られないよ
沢田 綱吉はいろんな意味でラッキーだねー

姫宮「ツナくぅ〜ん!」

綱吉「!リリアちゃん!!」

な ぜ お ま え が く る ん だ

どうしてこうなった

姫宮「ツナくぅん。授業始まるよぉ?」

綱吉「///へ?あ、うん」

顔見ただけで赤面……はぁ……なさけない
そういや獄寺 隼人は……

獄寺「あ?てめー誰だ」

!?逆ハー補正されてない!?

姫宮「えっとぉ〜…私姫宮リリアっていうのぉ〜
   よろしくね〜隼人くぅんVv」

なっ!?いきなり名前呼びかよ!?
本当に補正されてなかったら命はないよ!?

獄寺「/////よ、よろしくな……」

………。

デースーヨーネー

そうだよね。補正されてるよね
よくよく考えれば、全員に愛されるから逆ハーなんだよね

つーか名前呼びにはツッコまないのか?

獄寺「///ハッ あ、あんたが9代目が最も信頼する殺し屋 リボーンか」

話題そらしたー
あれか?恥ずかしくなったのか?

獄寺「沢田を殺ればオレが10代目内定だというのは本当だろうな」

綱吉「はぁ?何言って…」

姫宮「??どうしたの〜?ツナくぅん」

チッ 白々しいこと言いやがって……
本当はわかってんだろ?
つーかなんで『○○くぅん』ってつけるの?『○○君』じゃダメなの?
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