家庭教師ヒットマンREBORN! 短編

□ただの日常inヴァリアー
1ページ/1ページ

やることがない。

今日は殺しの仕事も書類の仕事もない。
自室の掃除も終わったし、武器の手入れもした。

……本格的にすることがない


「ってなわけで暇潰しの相手してー」

「ししっ 死にてーの?」

ビュビュッ

ベルがナイフを数本投げてきた。
それを刀で全て叩き落とす。斬ったら怒られるからね

「だから暇なんだよー。何か面白いことないのー?」

「で?なんでオレのとこ来たんだよ」

「ベルが一番暇そうだから」

「殺すっ!」

ビュビュビュビュッ!

さっきの5倍のナイフを投げてきやがった。
流石にイラッときたので全部叩き斬ってやった。

ナイフはまっぷたつになって音を立てて床に落ちていく

「てんめー……」

「ナイフ投げてくるベルが悪い」

「オレんとこに来たてめーが悪い」

なにそれ理不尽。
なんで部屋訪ねただけで殺されそうになんないといけないんだよ

でも本当に暇なんだよー。
このままだと見境無く人殺しちゃいそーだしー……
そんなことしたらスクアーロに怒られちゃうしー……

「あ、いいこと思いついた」

「あ?なになに?」

「あのね、――――――――――ってのなんだけど」

「しししっ いいねぇ……」

じゃあ早速レッツゴー







「ぬおおおおお!!く、口がぁ――――っ!!!」

「しししっ レヴィダッセー」

「ザマァ」

なにしたかって?
寝ていたレヴィの口にタバスコ一瓶分突っ込んでやったんだよ
おかげでレヴィの口の中は真っ赤。

「き、キサマら……許さんっ!!!」

「わー悪魔が来たー。こわーい。にーげろー」

「ししっ 棒読みじゃん」

「だって別に怖くねーし」

あんなのただの顔面凶器野郎だ
顔が気持ち悪いだけの奴なんて恐怖するに値しない

「うおおおおおお!!!」

げ……マジで追ってきたよ…………斬っちゃダメかな?

「ねーベルー。アイツころ……斬っていい?」

「今殺していい?って聞こうとしただろ」

「えー人聞きの悪いー」

「ま、とっとと逃げよーぜ」

「おーう」


鬼ごっこの始まり始まり。
レヴィが鬼で私とベルが逃走者。



……なんだかんだで暇潰れたなー。


end
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ