Changing

□相棒だから
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で、今。
俺は、床に置かれた皿の上に盛られた飯を口で直に食うという、人間としてのプライドがひどく傷つく所業を終えた後、カナタの部屋に連れてこられた。

味はうまかったけどさ…
やっぱ獣そのものっていう行動すると、人として堪えるな。マジで。

カナタの部屋はベッドと机があるだけの質素な空間で、窓辺に置かれた花の鉢植えが唯一の彩りだった。

どうやらこの家…師匠の家は森の奥という辺鄙な場所にあり、カナタはここで居候して魔獣使いとして修行していたらしい。
立地は悪いと思うけど、結構広くて立派な家だと思う。

…って、そんなことは今どうでもいい。

俺が今、考えてることはたった一つ。

今、俺、女の子の部屋に上がり込んでる。

しかも泊まりで。
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