Till when should I wait?

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真子さんとひよ里ちゃんが浦原商店を訪ねてきてから何日かかる経ったある日



私は相変わらず毎日をぼーっと過ごし、暇さえあれば空を見つめていた



あれから一護の霊圧に感化されて、クラスメイトの何人かに霊力が目覚めちゃったらしい



一人は

「おっはよう!華ちゃん!」

「おはよう、織姫」


井上織姫

兄を中学の時に亡くし、その兄が虚となり織姫を襲おうとしたところを一護が昇華してあげたのだった


織姫は可愛くて、明るくて、あったばかりの私でも分かるほど一護の事が好きみたい
恋する乙女だね

素直に顔を赤らめたり、一護と話せて嬉しそうにする彼女を見て私も昔はこんな感じだったのかなって思った




もう一人は茶渡泰虎

ガタイのいい頑丈な男で、知り合いに貰ったインコに入った魂を助けるために翻弄していたところを一護に助けられる


茶渡とはあまり話していないけど、一護とは昔からの付き合いのようで信頼しているように見えた



そんな感じで色々あったけど、私は一切関与していない


ルキアは傷つきながらも茶渡と共に虚と戦ったらしいけど、私はその間も喜助のとこでのんびりしていたし、織姫のときは夜だったから普通に寝てた



すっかりルキアは人間らしくなって、クラスの子とも打ち解けていた

お昼を一緒にしたり、たわいもない話をしたりと本人も楽しそうで。



それが死神のルキアにとって、良いことなのか、悪いことなのか私には何とも言えないけど。



一方の私はというと

「華ちゃん、昨日の晩ご飯何食べたの?」

「…焼きそば」


「へぇー!あたしはねぇ!ご飯の上にアズキをのせて…「はーい、美味しそうなご飯だねー。それは千鶴に話してやりなー」

「たつきちゃぁあーん…」


「全く…おはよう、華。もう大分慣れただろうけど、織姫の話は適当に聞き流してりゃいいから気にしないで」



「うん」


いつの間にか織姫のお陰で良くしてくれる子が増えた

ルキアと共にお昼のメンバーにも入れてもらっている


特にこの子。有沢たつき。
この子も霊力が少し出てきたようで、偶に空中を漂う霊を睨んでいたり、それにブツブツ文句を言っているのを目にした


私は自分が人間でないことは織姫や茶渡のような霊力があるものにも言っていなかったし、ルキアのように一護の手伝いをしてもいないので、霊力があるとは思われていないようだった



「相変わらず素っ気ないなぁ。もっと喋んなよ、感じ悪いよ?」


「…余計なお世話だよ。元からなんだからほっといて」


たつきはは人の気にしていることでもズバズバ言ってくる


それがいいところなのは分かるんだけど




そんなたつきを見ていると、親友の乱菊を思い出した



乱菊もある程度は黙っていてくれるけど、酒が入ったり納得いかないときはズバズバ人の気にしてることを言ってくるから。











たつきと乱菊を重ねたこともふくめ、現世での学生生活は霊術院を思い出させた






ギンと乱菊と通った霊術院。

ギンは優秀過ぎて一年で卒業してしまった霊術院。
私と乱菊はその後を追うように必死に勉強して、何とか一緒に卒業させてもらった




そう言えば、ギンは何で死神になるなんて言ったんだろう


突然、何処からか死神の服をとって来て死神になる、と言ったギンに私も乱菊も何も言えなかった



止められなかった。



何の説明も無く何処かへ行ったり、勝手に物事を決めたり、本当に何考えてるか読めない





たつきと織姫が何か話しているけど、私の耳には入らない



ああ、今日も何も無いまま一日が終わるのかな



現世に来てから毎日同じ日々




真子さんのこともひっかかったままだし、心ここに在らずだし。





私はため息をつきながら外を見た
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