Till when should I wait?
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私が霊圧を辿ってそこに行くとそこに居たのは、ルキアを探しに来た六番隊の二人だった
一護は既に地に伏していて、その手にした刀は根っこの辺りでスッパリ無くなっていた。
「やっほー。恋次、白哉。お仕事終わった?」
「てめぇっ!…華!!今までどこに居たんだ!」
「大きな声出さないでよ。こっちにも事情ってもんがあるんだから」
私の顔を見るなり大声で叫ぶ恋次にそれを黙って見つめる白哉。
「…気は済んだ?一護」
私は地面に突っ伏している一護を見てそう言った
「東雲…お前も、そういつらの仲間なのか?!」
一護は驚きながら私にそう問うたけど
「仲間、だって?…こんな変な眉毛たちと一緒にしないでよ。確かに同じ死神ではあるけど、私は別に罪を犯した覚えもこの人たちと仲良くルキアを捕まえに来たつもりも無いよ」
私は冷たく言い放つと、恋次は誰が変な眉毛だ、とその眉毛をひそめて抗議してきたけど無視。
そして一護の体を眺め言葉をかけてあげる
「…それより自分の心配したら。死んじゃうよ、本当に」
「っくそ!」
一護は悔しそうに動かない体を恨み使い物にならない刀を握りしめた
「…ウザいなぁ。斬ってもいい?」
私は咄嗟にそんな無力な一護を見てイラつき刀に手を掛ける
「やめろ」
白哉が止めに入ったから、行動には移せなかったけど、なんでだろ。
前より抑えが効かなくなってる。
単純なことでも気に障る。
「…分かってる。そんなことしない、大人しく帰るよ」
刀を収めた私は白哉と恋次、そして一護のために大人しく帰ることに同意した罪人のルキアと共に穿界門で尸魂界へと帰る。
こうして、色んなことがあった私の現世滞在任務は予定より少し遅れて終了した