Till when should I wait?

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案の定予想通り隣の空席は黒崎一護で、三時間目が始まる頃に登校してきた


一護はルキアと私の顔を見るなり驚いて、余計なことを言いそうだったから二人で連れ出す



「何でお前らここにいるんだ!尸魂界ってとこに帰ったんじゃなかったのかよ!!」


一護はひと気のない場所に来るとそう言って私たちを指差した


「だって、ルキアの力君が持ってるんだもん。帰れるわけないでしょ」

「そうだ!貴様が昨夜殆ど私の力を奪ってくれたお陰で今の私に残っているのは僅かな鬼道を使う力のみ…今もこうして義骸に頼らねばならんほどだ!」


「ギガイ…?」


一護はルキアの言葉に対して頭にハテナを浮かべて聞き返す

「私たちに支給されてる仮の肉体のことだよ。弱体化した死神は虚に狙われやすいからね、人間のフリしてるの」


私は一護人間説明してあげると納得してくれたようでおお…とか返事をした



そしてまた真剣な顔つきで私たちに問いかける

「その弱りきった死神サマが俺に何の用だ?」

「それだ!」


待っていましたと言わんばかりにルキアが一護に指を差して叫ぶ


「貴様には私の力が戻るまでの間、死神の仕事を手伝ってもらう!」

「はぁ!!?」


一護は意味が分からないという顔をして変な声を上げた

「当たり前でしょ。君の家族助ける為にルキアは力を貸したんだから」

「断る!!!」


「…ふざけてんの?」

私は睨みが効かせてそう言うと一護はちょっとひるんだけど再び持ち直して

「家族を助ける力をくれたのは感謝するが、これとそれとは別問題だ!!見ず知らずの他人のためにあんなバケモノとなんて戦わねえ!俺はそこまでやれるほどできた人間じゃねえんだよ!!」



「…ふーん」


一護の主張は確かに分かる

けど



「ーならば致し方ない!!」




「なっ!!」


私が合図を送ると同時にルキアは特殊なグローブをはめ、一護の魂だけを取り出す



「なんだこりゃ!タマシイが抜けてやがる!おいっ!しっかりしろ俺の本体!」

慌てふためく一護をよそにルキアは冷静について来いと指示する


「いってらっしゃーい」


私は面倒だから残ったけど
ただ残るのも暇だから授業をサボってそこら辺をうろつくことにした
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