Till when should I wait?

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ルキアと尸魂界に帰ってきてから五日が経った日



ルキアが極刑になることが決定した




ルキアは六番隊の牢に入れらていて、私はイヅルにそれを聞いた



「中央四十六室は朽木ルキア女史を第一重禍罪を犯した極囚としてこれより二十五日後に真央刑庭にて極刑に処されることが決まりました」




ギンと共に執務室でそう伝えられても大して驚きもせず聞き流した




冷たいようだけど、罪を犯したのはルキア自身だし私もとばっちりを喰らいそうになった身だから抗議なんてしなかった



死神であるということは、何時何処でどんな任務で、どうやって死ぬかも分からない



死と隣り合わせの毎日。



けど、頭で分かっていてもそれを素直に受け入れられない人が居るのも事実




平静を装ってるみたいだけど、こないだ一番隊舎で総隊長に怒られた後に見かけた恋次は、自分が捕まえに行ったクセに何処か辛そうで、やっぱりルキアのことを気にしてるようだった



私はルキアと知り合って日が経ってないから、あまり深くは捉えてなかったし、だからこそそんな対応が出来るのかもしれない



それに、もし気にかけていたとしても私はそれを上手く隠す術を持っているからきっと誰にも気づかないと思う





…そう言えば最近は当たり前過ぎて忘れてたけど、この顔のせいで私と目が合うとイヅルや桃がビビるのだ



自分ではそんなつもりは無いんだけど、やっぱり怖いんだろうか




そう思ってギンにちょっと聞いて見た




けど




「まぁええんちゃう、気にせんでも。華が自然に笑えるようになるまで」

とギンはあまり気に留めてないみたいで。
私はそれならいいや、と納得した



「そっか。じゃ、それまでギンがちゃんと見守っててね。」


そしていつか来るかもしれないその日まで、ギンに側に居てもらうのを勝手に約束した


「えー。乱菊でもええやん。面倒くさいからパスや」


「ケチ」

けど断られて文句を垂れていると



「…ウソ。ちゃんと見といたるから」



意地悪な笑みを浮かべながらちゃんと了解してくれたから、私は


「…よろしく」


と、返事をした。






笑えるようになるまで、という名目をつけた約束の本当の意味は




ギンだけは、いなくならないで。



隊長のように、私を置いてったりしないで、一緒に居て。







ちゃんと言っておかないと、どこかに行ってしまいそうで、怖くなる



ギンはそれでなくとも、普段からフラフラと何処かへ行ってしまうから


もう、私は一人になるのは嫌なの





だから、笑えるようになるまで。




ちゃんと見ててね。
それがいつになるかは分からないけど。
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