薄桜鬼リクエスト小説長編

□禁門の変 【上】
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元治元年 七月━━。


局長の招集を受けて、桜、蒼、悠と千鶴は幹部たちと一緒に広間にいた。



全員が集まり、近藤が口を開いた。


近藤)会津より正式な要請が下がった。長州制圧のため出陣せよとのことだ。

回りからは歓喜の声があふれる

平助)よっしゃぁ!新選組の晴れ舞台だ!!

原田)平助、お前はまだ傷が治ってないんだから、流石に無理だろ?

平助)えぇぇ!?そんなぁ!!

諏崎)乙ですww

沖田)怪我人は大人しく、ここで待機するべきじゃないかな?

伊神)いや、沖田さんも待機だよ。

美谷)うんうん。(゜_゜)(。_。)

沖田)え……











近藤)君は我々と共に行ってくれるか?


近藤の目線は桜、蒼、悠、千鶴に向けられた。


千鶴)えっ!?

平助)桜達を?

近藤)戦場に出てくれと言うわけではない。伝令や怪我人の手当てなどをお願いしたい。……面白くないが、今は人手が足りなくてな。

土方)無理に、とは言わん。行くか行かないかは自分達で決めろ。


美谷)ウチは屯所に残ります。平助おるし、看病しとく。

山崎)それは助かる。俺も伝令などに行かなくてはならなくてな。頼んでも良いか?

美谷)モチロンです。(やった♪平助ェ♪)

諏崎)…ウチは行きまーす。(チー様ァ♪)

伊神)ウチも、原田さんがおるから行かなあかんやろ…。

原田)強制じゃねぇぞ?

伊神)10番組今人少ないじゃ無いですか。

原田)まぁそうだけどよ…

千鶴)私は……私でも何かのお役に立てるのなら……行きます!

平助)千鶴、俺達の分もしっかり働いてこいよ!!

千鶴)う、うん。頑張るね!

伊神)うわ、健気…。

諏崎)ええ子やぁ…。





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