twin in heart world

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ディ「おかえ…月夜お姉さん!?」




ダ「朝日お姉さんも何があったの!?」





あー…

なんでこうゆう時だけちゃんと門前にいるかな…(屋敷出たときは居なかった)


ほぼ全身見てわかるレベルで血濡れてる私と、汚れてこそいないが何も言わずにずっと銃を抱えている朝日も充分おかしい。




♥「まぁ、いろいろあってな。
とりあえず、私はこんなんだし、風呂に入ってくる。」


♡「……私も入る」


♥「じゃあさっさと行くか
あ、ディー、ブラッドに紅茶飲みたいって言ってたって言っといてくれる?出来れば香りの強い奴。」




ディ「あ…うん…」









大浴場でゴシゴシ洗う。



見た目はもう取れたと思うが、臭いが取れてない気がする。



髪も何回も洗った




メイドが気を使ってくれて、匂い付きの石けんをくれた。




うん




朝日の気もこれで紛れてくれるといいんだけどな…



朝日は一切しゃべらない




チャプン…







ここの大浴場は本当に広い


泳げるんじゃないのか…?



朝日は下を向いたまままだ喋らない。




仕方無い





ピシャッ



♡「ブッ!?」



顔面狙って手で作った水鉄砲食らわせてやった


♡「っ〜!!月夜!!」



あ、やっとこっち向いた






♥「泣けばいいじゃん」



♡「!!!」



♥「怖かったって言えばいじゃん


辛かったって言えばいじゃん


ここは今私と朝日しかいないんだから」



そう。

朝日は泣かなかった。



今でこそだんまりだけどアリスと時計塔で別れるまではずっと「つっきーかっこよかったねー」とか「私もっとシューティング練習しようかな☆」とかはしゃいでる《フリ》を続けていた。


まぁでもアリスは気付いていただろうな…


きっと本気で言ってると思ったらアリスはキレているだろう。


きっとアリスも朝日が強がっていたことを恐らく見抜いていた


♥「今は私しかいない。いいよ」



♡「っぅ〜!!」



朝日を抱きしめる

朝日も私を抱きしめ返す



♥「泣いて全て出してしまえばいい。思っていること全部。
ここは浴場。血の匂いも、怖いかった思いも、辛かった思いも全部流してしまえばいい。

そして紅茶を飲もう?
お腹いっぱいご飯食べて
今日は寝よう
また一緒に寝たっていい。ここのベットかなりでかいし

そして目が覚めたらまた明日を楽しもう」


♡「っ〜!!」



朝日に言いながら


自分にいい聞かす



少し最後の方は塩辛い味がした
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