未来への扉
□第3話・真実と現実2
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『彼は渋々ではあったけど教えてくれた。でも……あれは鬼よ。
鬼教官って言ってもいいぐらいハードだったわ!!
俺は女だからと言って容赦はしない。死ぬ気で学べ。
できないなら、俺に教える事はない。ってのが口癖で……
木登りした時なんか……
こんなのもできんのか?フンッって鼻で笑ったのよ!!
スッゴいムカついたから最速で修得してやったわ(黒笑)
忍術を教わる段階に来たとき、性質を見るって木の葉を渡されたの。
怖かった。
もし、木の性質が出てしまったら、千手だってバレちゃうでしょ?
どうしようって、スッゴい慌てたわ。
でもね……
写輪眼を持つうちはは火遁を得意とする。
なら、うちはではないけど写輪眼を持つ私も、火の性質を持ってるんじゃないかって思ったの。
現に木の葉は燃えた。』
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