らんま1/2夢の部屋
□意外な弱点!?
1ﾍﾟｰｼﾞ/11ﾍﾟｰｼﾞ
乱馬が学校で倒れてから初めての休日。
五寸釘は乱馬の髪の毛入りの藁人形を手に不気味に笑う。
五「ふっふっふっ。早乙女 乱馬。君の弱点…必ず見つけ出してあげるからね〜〜!!
早乙女のバカ！早乙女のバカ！早乙女のバカ！」
カーンカーンカーンと木に打ち付ける五寸釘に声を掛けるものが。
早「何だね君は、人ん家の庭先で。」
五「あ、こんにちわ。」
そう、五寸釘が打ち付けていた木は天道家の庭にある木。何故か五寸釘は天道家に来ていた。
あか「五寸釘君じゃない。なにしてんの？」
そこに釘を打ち付ける音を聞き付け姿を見せたのはPちゃんを抱いたあかね。
五「あ、あかねさん…」
ポッと頬を赤くした五寸釘は『初めてあかねさんと会話してしまった…』と感動。
乱「よぉ、五寸釘。」
五「Σはっ、早乙女君。ι」
そんな感動も束の間。木の上から乱馬がヒョイッと顔を出した。
乱「執念に免じて教えてやろーか？俺の弱点。」
五「え？」
にこやかに乱馬が言うと手を口元に当てて五寸釘の耳に近付く。
五寸釘も念願の弱点を聞けるとそろそろと近付くと…
乱「わっ！！！」
乱馬は不意を突いて大声を出してやった。