鬼神に恋した少女

□人から鬼へ
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ー 死ねっ…!消えろっ!! ー


ー なんで生きてんの? 生きてても意味無いでしょ?ー


ー お前なんか居ても邪魔なんだよ!! ー


ー なんで生まれてきたの?死ねば? ー


ー あんたなんか産まなきゃよかった!! ー





生まれてこない方が良かった


生まれてきて良かったと思った事なんか一度も無い


愛されず、必要とされず、いつも邪魔扱いされてきた


ずっと一人で、孤独の中生きてきた


平気なフリをしていたけど、本当は寂しくて辛くて、いつも泣いてばかりいた


誰かに愛されたかった


誰かに助けて欲しかった


だけど、そんな救いの手は差し伸べられず、最後の最期まで誰からも愛されず、一人ぼっちで死んでいった


生まれてきた意味がわからなかった


誰からも必要とされず、一片の愛情も与えられず、ただ一人寂しく死んでいった


そんな命に、何の意味がある?


そんな命、要らない


自分は…要らない人間





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