世界歪曲のワン・デイ(完結済)

□chapter2
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「…!?」
俺が絶句しているうちに、紅莉栖が追いついた。
「岡部、こんなところで何をして…」
そして紅莉栖も凍りついた。
それくらい、青年は、なんというか、異質に見えたのだ。
見た目は普通の青年なのに。
青年は全く気にせずに続ける。
「そしてお前が牧瀬紅莉栖だな」
「貴様…何が目的だ…」
そう聞くと、青年は笑って答えた。
「『ここ』のメンバーになりたいんだが」そして、そう言うと同時に、さっきまであれほど感じていた異質な雰囲気も嘘のように消えたのだった。
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