ベジカカ 長編小説
□11セカンドライフ〜もやもや〜※★
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「「はぁ、はぁ・・・」」
「ふう、カカロット、まだイケるだろ?」
「うん?」
ベジータが悟空の中に入れたまま、背中を向けていた彼の身体を回転させ、仰向きにさせるとそのまま尻を持ち上げた。
「ん!//」
向かい合う体勢となり、悟空は咄嗟に落ちないよう、ベジータの首に両腕を回す。
中にはまだベジータのモノが入っていて、何とも言えない気持ちでベジータを見つめる。
「はぁ//」
「しっかり掴んでおけよ。」
そう言うと、ベジータは悟空に舌を絡ませてきた。
2人とも果てたばかりだというのに、交わす口づけと絡み合う舌で、互いが互いの匂いや色気によって五感が刺激され、中心に熱が籠り始める。
「ふぁ、も…大きくなってきてる…//」
ベジータ自身が中で大きく固くなっていくのがわかって悟空は堪らず声を漏らす。
「貴様のこの厭らしい身体のせいだ。」
ベジータがくいっと、悟空の中で最も敏感な場所を固くなった自身で突き上げてきた。
「いあぁ!!」
支えられた状態である身体は、超化によって普段より大きくなったベジータ自身が重力も手伝ってさらに奥を当たってしまう。
「あぁ!あ!あ!・・」
ベジータの上下する動きと共に悟空が大きく喘ぐ。
悟空自身もすでに固く反り立ち、ふるふると液を零していた。
「はぁ・・カカロット、貴様のここも涎を流して気持ちいいと言っているようだな。」
「だが、今度はそう簡単にはいかせんぞ。」
「ふあぁ!// ん?べじぃたぁ?」
ベジータは意地悪く笑むと、指で作った小さな気のリング状を悟空の固く反り立つ自身の根元を括りつけてきた。
「っい!!!」
「ふはは、カカロット、これでもう貴様は俺が良いと言うまでイケないぞ。」
「はぁ//ん// 俺だけイケないなんて…あんまりだ!」
悟空は空色の瞳にうるうると涙を浮かべ、頬を染め、ベジータに苦言を言ってきた。
「いいなぁ、貴様のその顔は。…ブロリーにもそんな顔をして煽っていたのか?」
腰の旋律は止めず、相手の耳朶を甘噛みしながら問うベジータ。
「ふぁ//あ!ん! そんな…ことしてなぃ…」
「貴様はわからんだろう。自分がどれだけ厭らしくて、妖艶に相手を知らずに誘っているかなんて。」
ベジータの腰の動きが速くなり、打ち込む力にも力が入ってきた。
「あぁぁ!はぁ、し、知らない!」
「あぁ!ベジータ、これ外してくれよ!」
「だめだ。俺が先にイッたらな…」
「ひっ//あ! いやだぁ///」
ベジータの激しい動きに、悟空自身ももう果てる寸前だというのに、気のリングのせいで、熱が外に出せないでいる。
「あ・・あ・・」
イキたくてもイケない悟空が軽く痙攣し、そのせいで悟空の後孔がキュウっとベジータ自身を締め上げる。
自分自身にピッタリに這うその中で、先ほど出したばかりの白い液が絡みき滑りをよくする。
さっきとは違う快感に、ベジータもすでに限界だった。
「くっ!!」
軽く唸ると、ベジータは再び悟空の中で熱を大きく放出させた。
「はあぁっ!!あっつ!///」