それでも貴方を愛します。
□第四話
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こっちに来て二日目。
今日も悠と話しながら登校していた。
交差点に差し掛かったところにある電柱を見た。
『昨日、陽介ぶつかったとこだねw』
「今日もぶつかったりしてな。」
『まっさかあwww…』
がっしゃーん!
『…本当にぶつかった。』
「…そっとしてお『いや、今回は助けようよ。』ああ。」
てか、どこをどうやったら、頭から突っ込めんだ…w
そんな風に思いながら、陽介をゴミ箱から引っ張り出した。
「大丈夫か?」
『陽介ー!あれ、意外とゴミついてな…じゃなくて大丈夫?』
「ぉおおい!助かったぜ!ありがとな!早川!それと…ああ、鳴上。後、鳴上にはまだ自己紹介まだだったな。俺、花村陽介。よろしくな!」
「ああ。宜しく。それより大丈夫か?自転車」
「俺じゃなくて自転車かよ!」
『ははっwで、本当に大丈夫?陽介』
「ああ、足ちょっと擦れたぐらいかな。大丈夫だ!」
『そっか、よかった。』
「おう…(優しいな!)あ、そうだ!明日から、一緒に登校しねえか?お前らん家行くからさ!」
『おー!ちょういいね!悠もいいでしょ?』
「…(花と二人が良かったな。)ああ。」
『いえーい!あ、そうえば時間大丈夫かな?』
「あああ!やべえ!後5分でチャイムなるぞ!」
「やばいな…どうする?」
『しかも担任が担任だし…よし。猛ダッシュで行こう。』
「いや!真顔で言うなよ!ウケるわ!」
『これ以外ないっしょ!んじゃ、いっそげぇぇ!!』
三人は猛ダッシュで校舎へ向かっていった。