夢から現へ
□拾玖話
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『ほむほむ・・・加羅ちゃん夜戦出てみる?』
「好きにしろ・・・」
『お、おうふ・・・じゃあ夜戦だね。』
また変動あったら伝えるし・・・と付け加えて現在は右片手にメモ、左脇に段ボールと統一性のない事をしています。
明日から連隊戦の為、その準備が実はまだできて居ない(メンバーが決まらない!!)そして部屋の整理も進まずこのような状況になって居る。
今日の近侍は伽羅ちゃんです。
加羅ちゃんは何をするでもなく、私の事を観察?(観察なんだよあれはきっと・・・)したり外の景色を見たり、うん。実に加羅ちゃんらしい
たまに声を掛ければ言葉が返ってくるので嫌われてはいないのでよしとしようそうしよう。
秘宝の里から、同時進行がきつくてやむを得ずレベリングを中断してしまったメンバーが実はかなりいる・・・
レベリングより収集の方が早かったから、それも関係しているのだけれど・・・(たまに鍛刀だけして終わり、なんて日もざらにあったのも原因ですな・・・)
加羅ちゃんも実はその一人だから、なるべく皆の練度を考えて編成したいし要望にも応えたいのですよ
『うーん・・・じゃあ、えっとー・・・』
本棚に本を仕舞いながらぶつぶつ呟くのはもはやデフォですな・・・これ昔からの癖だからなぁなんて思いつつも、夜戦部隊にはもう何人もの名前を書いたり消したりしている。
先輩の話では打刀の皆には練度が高い人は昼、夜戦には練度が低い人でも大丈夫だという事を聞いていたからだ。
回復可能らしいし、御歳魂を増やす二倍枡なるものもあるらしいし・・・ある一定の報酬では旅道具とか装束とかも貰えるらしいし、今後必要になってくるものもあるから、ギリギリまで頑張れそうだ・・・あぁそうだそう考えると室内戦は短刀の皆に頑張って貰わないとなぁ。
ピロンッ
『おん?・・・』
考えていれば端末から連絡が来た。先輩からだ・・・その時思った事はお茶を飲みながら確認する内容じゃなったことだという事です・・・
スクロールしていく文章の、まさに一番下に描かれた言葉
なお審神者ちゃんへのお年玉は皆の真剣必殺かな☆
この文面に飲んでいた玉露を噎せてしまって盛大に加羅ちゃんが驚いた顔をしていましたよ。
やべぇ超激レアだわ
めっちゃ心配されたので罪悪感半端なかったのは言うまでもない