小説
□記憶の大切さ 上
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「つまり、まとめると高杉がお前の作ってた曲の紙に滑って記憶がなくなったと。しかもそれにピンクの派手女が興奮して、鼻血が止まらなくなり、ロリコンが中身が子供ならokとばかりに変なことしそうだから二人と一緒に出来ないし、テメーはこれからお通ちゃんの全国ライブにいかなくてはならないから直るまで預かっていてほしいと。」
「あぁ、それと先生と桂と銀時とずっと呼んでいたのでござる。」
「部下が最悪だな。まともなのがいねぇ。依頼の件は了承するが、その代わり報酬弾めよ?」
「恩に切る。前金としてこれくらいで良いでござるか?」
そうやってポンと出したのは300万。
「え?そんなに良いの!?」
「晋助の生活費とドアの修繕費と仮にも頭を預かって貰うのだから、これくらいは出すでござる。」
では。そう言って壊れたドアを踏み越えて去った。
「なぁー、銀時。先生はー?それにお前大きくなってるぞ?何でだ?(・_・;?」
「あー、先生は隠居なさっている。えっとな、お前は記憶喪失なんだよ。16.7.8,年分位の記憶が無いんだ。だからーお前にとって未来の世界なのか?ともかくさっきのサングラスはお前の部下なんだよ。大人のお前はその、あの、義賊!そう義賊みたいなことをしてて、警察に追われてるから真選組って言うヤツの前ではあんましゃべるなよ」
高杉は少し考える素振りをする。
その小さい頭を見ながら、黙ってさえ居れば確実に女にしか見えないなと思った。
いや、話しても男にしては高い声だから平気、か?
「そっか。隠居なさっているなら押し掛けるのは失礼だな(´・ω・`)にしても義賊?家は継いでないのか……家出でもしたのか?まぁいいや。銀時。ここはどこだ?(・_・?)」
「ここは万事屋。俺の店だよ。暫くお前はここで暮らすことになるな。記憶が戻るまで」
「了解!(`◇´)ゞにしても銀時は大きくなるんだな。大人の俺より高い……(._.)」
「ふっちび杉。」
「誰がちび杉だ!白髪の癖に!!(# ゜Д゜)」
「いや、俺のは銀髪だから!!白髪じゃないから!!」
にしても、このままこいつを高杉なんて呼んでたらダメだな。
真選組に会ったとき終わる。
よし!
「さっき、真選組に追われてるって言ったじゃん。顔は……知られてないらしいが、そのままの名前で呼ぶとダメだから、なんて呼ばれたい?」
「ええ!!メンド。春風でいいよ。この前お前らが決めたヤツ。あっそうだ!!俺は銀時のこと、銀って呼ぶ!!俺だけあだ名とか嫌だし(・ε・` )」
なにこの子。子供っぽいんだけど…。かわいい!!
このまま戻らなければ良いのに。
そしたらテロもなくなって一石二鳥じゃん?
て俺は何考えてンだろ…