*短編小説

□*丸山×錦戸
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「マルちゃん、
今日焼肉行こーや」


ビックリした。

本読んでたらいきなり
亮ちゃんの顔が目の前にきたから


「あ、今日ね…ん〜、、
えーよ?」


そう返すとほんまに
嬉しそうに二コーッと笑う

…可愛いな



【俺らには秘密の言葉がある。】



倉「えー俺も焼肉行きたぁい」


大倉が割り込んできた。

大倉、焼肉好きやからなぁ…
でも…な??


「あかん!!
そんなん絶対あかんっ
今日はマルちゃんと2人で
行くねんもんっ」


そう亮ちゃんが言うと、
大倉が拗ねる。


倉「何なんそれぇ…
俺がお邪魔虫って事ぉ??」


あーあー亮ちゃんめっちゃ
大きく頷いてるし…
大倉もっと拗ねんで?笑


「あーそうですかぁ。
ええもん!
な、信ちゃん今日焼肉行こっ」


信ちゃん捕まったな。笑


村「え、は?…なに、俺??」

倉「そう!今日!行こな!?
行けるやろ??」


強引やなぁ、
大倉にしては珍しい。

てゆーかそんなん言うてたら…
あっ、ほら来た。


横「ゴリラが…俺の大倉取る…」


めっさ怒ってますやん!


倉「あっ、ちゃう!ちゃうで
横山くん。たまたま信ちゃんが
そこにおったから声かけただけで…」

村「…たつ、おいコラ。」

横「…ほんま?
そんなん俺に言うてくれたら
ええのに…」

倉「ごめん…な?」

横「えーよ///」

村「何やねん、この茶番はぁ!」


あはっ、信ちゃん可哀想。笑
ほんまなら一緒に行って
あげたいんやけど…


亮ちゃんが思い切り大倉の誘いを
断ったのもそれが理由。



【俺らには秘密の言葉がある。】

それは全く難しくなくて、
まぁ要約すると


「今日ヤろう?」

って事だ


いくらメンバーでもそんな事は
簡単に言えへんから。


俺らの秘密の言葉は、
『焼肉』


まぁ俺らはよく
2人で焼肉行くから
そこからなんとなく出来たルール
なんやけどね…?

亮ちゃんは俺にこっそり囁く。


「ちょっと危なかったわ。
……久しぶりやな?」ニヤ


…確かに、
最近はお互い忙しかった。

俺も、今夜が楽しみや
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