*短編小説
□*村上×錦戸
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俺はあの錦戸亮と付き合ってる。
この秘密は
メンバーぐらいしか知らへんよ?
まぁ亮はキレやすいんが欠点
やけど…
歌上手いし、あの顔やし、
カッコいいし、可愛いし…
大好きなんやで??
せやけど、今はちょっと亮の
事で緊張してる。
ピンポーン♪♪
来た!!
「…いらっしゃい。
早かったな」
「おー、早よ会いとうて!」
なーにこの生き物。
そのタレ目でそんなん言うなや!
可愛すぎるわ、もぉ…
「せやけど珍しいね。
村上くんからエッチしたいって
言うてくんの…」
マフラーを取りながら
亮は不思議そうに話す。
「…村上くんて言うなや」
「あーごめん、ごめん!
家では信五やったなっ(笑)」
俺がいじけて言うと、
楽しそうに亮は答える。
「で、どーしたん??
欲求不満ですか?笑」
だから、
それで緊張してるんやて!
ーーー「はっ?!今日は
信五が攻めたい??」
そうです、その通りです。
たまには俺やって攻めたいんや!
年下にいつもいい様にされて
そら誰だってたまには攻めたいて
思うやろ?
俺が言うと、けらけらと
笑っている。
「そっかぁ、信五も攻めたい
お年頃かぁ〜
ええよ、ええよ攻めてー♪♪」
何やその言い方は!!
ムカつくわ…
でも、それでもそう言ってくれた
事が嬉しくて肩の力が抜ける。
「…なら、ヤんで」