*短編小説
□*渋谷×安田
1ページ/5ページ
ビュウ、と風が吹き抜ける。
…あぁもう寒いから。
冬は嫌い。
寒いし、眠なるし、
あんまええ事ない。
「ただいま…」
ガチガチと震えながら、
誰もいない家に声をかけた。
…て、あれ?
俺 今日電気付けっ放しで
家出たっけ。
頭にはてなマークをつける前に
応えが返ってきた。
「おかえりぃ、渋やん♪♪」
「…ヤス…」
何でおるん??
驚き半分、嬉しさ半分。
「えへへ、今日早く上がれたから
来ちゃった」
そう言いながら、
俺のマフラーを取る。
お前は俺の彼女か。笑
…やけど、こんなサプライズで
今日の疲れも寒さも一気に消えて。
「…ん、寒かった。」
と、俺はヤスに甘える。
ヤスはぎゅっと俺を抱きしめて
触れるだけのキスをしてきた。
…不意打ち///
「……何やねん。」
うふふ、と笑うヤスに
一本取られた気がするから
なんかムカつく。
「今日ずっと渋やんにちゅー
したかってん。やっと出来た♡」
何やそれ…
俺は空腹も寒さも忘れて
気が付いたらヤスを寝室に
連れて行ってた。
「え…ちょ、渋やんご飯は?
俺、せっかく作ったんに…」
悲しそうな顔すんなや。
と、ヤスのおでこにキスをする。
「…後で食べる。」
ーベッドに押し倒すと
俺はヤスの口ん中に
舌をねじ込んで…
「んっ…ふぅん…あっ…は」
目がとろんとして、体に力が
入らんくなったヤスを支える。
ヤスかわえー///
俺がヤスのを触ろうとしたら
手で遮られた。
…あれ?
「あ…んな、
今日は俺がする//」
そう言って俺のを口に含む。
マジすか??笑
…ほんまにうまそうに
しゃぶるヤス。
付き合って…えーと3年かな。
俺の弱い所も全部把握してるから
裏の筋を吸って、弄って、
あぁ…ヤバい
「はぁ…んっ、
ヤス…美味しい?」
「ふぁ…んん…おい、ひぃ…//」
あ、そこで喋んなやっ
まぁ喋らしたんは俺やけど…
「…ぶやん、も…イきっ、そ?」
「やから喋んなって!
…んっ、ヤバい。イくっ」
「らして(出して)」
はぁ…はぁ。俺はヤスの口に
出した。
「ん…見て、じぇんぶ飲んだ♡」
俺は頭をはたく。
「アホか。」
「何でぇや、ええやろ??
美味しいねんもん。」
んな訳ないやろーが、
ほんまこいつは…。
「あ、ヤスぅ?」ニヤ