*短編小説
□*村上×渋谷
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なんや、今日は朝からヒナに
呼び出しくらってんねん。
ん?
むーっちゃ眠い!!
でも、こんなん珍しいし…
行ったらなあかんやん??
俺はサッと合鍵を出して
鍵を開ける。
…ふっふ、
カッコええやろ。←え?笑
「ヒナぁ、来たでー」
「あー?…おん、そこ座って。」
ーーー つーか、何かと思えば
朝食作ってはるんすけど。
俺はじーっとそれをリビングから
眺めて早10分…
あかん。
すばちゃん眠いわ
「ヒナ、今日えっちする為に
呼んだんちゃうのー?
その朝食、食べるんやろ?
もうあんま時間ないでぇ。」
ヒナはキッチンからひょこっと
顔を出して突っ込む。
「は??
そんなんちゃうわ。
俺の料理の腕前上がったから
呼んでんで?」
「え??」
えっちするんとちゃうん!
「ちゃんと感想聞かせてぇな♪♪」
…何やそれ!!
俺、めっちゃ
ヤル気満々やったのに…
「ほら、出来たっ」
…ん、美味そう…。
「しゃーないなぁ///」
ーーあーあ、腹いっぱい。
てか結局もう家出なあかんし…
うまかったけど、その為に
呼ばれたとかちょっと拍子抜けやな。
「すばる、ちょお来い」
「あ?」
俺はソファで
四つん這いにされる。
「え、なに?結局ヤんの?
もう時間ないっすよ?」
あまりの急展開に焦る俺、、
あっという間に、ヒナの指が
俺の中に入った
「んっ…ちょ、ヒナぁ?」
久しぶりの感覚に喜びを
感じるが時間が無いのも
十分、分かっている。
「なぁ、すばる。」
「…はぁ…っなに?」
指、今…3本かな…
そんな事を思っていたら
話しかけられた。
「今日の予定なに??」
「は?…雑誌の撮影でっ
…んんっ、
…インタ、ビュー…に、はぁん…
…しっ、わ…けかな」
「やんな。俺と一緒やんな。」
こいつ何を言っとんねん、今更…