*短編小説
□*大倉×安田
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「あー…」
んー。
「なんか分かりづらいから、
『世界で1番大倉が好き』
って言ってや??」
ヤスはブッと吹いて、照れを
隠す様に袖を口に持ってくる。
「診断に必要ないと思うけどなー…//」
「あーもー、コレでちゃんと
分かるんやからちゃんと言って!」
苦笑いして観念したように、
ヤスは口を開いた
「俺は、世界で…」
「あ、待って!やっぱ大倉んとこ
たぁくんにして♡」
「もー何でもええやんっ///」
「ごめんって…はい、どーぞ?」
「俺は、、
世界で1番たぁくんが好き…です//」
あぁ〜かわええ////
俺はヤスに抱きついた
「俺も章ちゃんが1番好き!!」
「わっ?!」
照れてるヤスをベッドに押し倒した。
治療はこっからやで?
「ちょっとー!
やっぱり何も分かってへんやん!」
「細かい事言わないの。
今から大倉先生が特別にベッドで
治療してあげるからね?」
ヤスの甘い香りが
俺の体を包みこむ…
なんだか、それだけで1つになれた
気がした。
「ちょ、もう大倉ぁ…//」
「大倉やないもん。先生って呼んで!
安田君しんどそうやから、
ちゃんと先生が脱がしてあげるよ?」
「………///
先生…上は分かるけど、下はいいんと
ちゃいますの?」
「いや、安田君のここ腫れてるから
ちゃんと触診しなと思ってな?」
顔を赤くするヤスを相変わらず
可愛いと思いながら、口にそれを含む
「…っあ、…汚いって、せんせ…っ//」
「消毒…んむっ…やで?…ちゅる…」
やっぱり、ヤスのはいつもより熱い。
熱…出てるかもな、、と
ボンヤリ思った
「あ、ヤバ…先生イくっ…っ///」
口の中にいつもの味が流れ込む
「いっぱい出たねー安田君。
体は大丈夫?」
一生懸命、肩で息をしてるヤスの
顔を覗き込んで話しかけた
「ん…っちょっと、しんどいけど…
やめんでな?」
「そら、そーやな。
ここでやめた方が安田君辛いよな、、」
ヤスが欲の為にヤりたいのか、
俺と1つになりたいのかは
定かじゃないが…
それでも、、嬉しく思った。
優しく抱いたるからな…