*短編小説

□*横山×渋谷
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「…ヨコ。」


「あぁ、なんや起きちゃったん。
どしたん、寝れんくなったか?」


そう言いながら、テレビの
リモコンをテーブルに置くヨコ

隣にヨコの肌がなくて
そないに寝れる訳ないやんか。

とは、思ってても言えず…


「ん、目ぇ覚めた」


「そっか。コーヒーいれるわ」


「……あーとぉ」


ゴシゴシと目を擦ってる間に
俺の頭をポンってやって、ヨコが
俺の隣を通ってキッチンに行く。


…ねむ、

ぼすっとソファに座りこんで
コテンと頭を倒して上半身だけ寝転ぶ


さっき起きたらヨコおらんくて、
一緒に寝たはずやのに匂いだけ残ってて
すんごい寂しくなって。
内心ちょっと焦りながらリビングに来た。

でも、ヨコおんの確認したら
また眠うなってきて……


「すーばーる、寝るんやったら
ちゃんとベッド行きぃ」


「…ね、へん」


「ほら、コーヒー。
飲まんの?」


「…やっぱいらん」


コーヒーなんか飲んだら
あったかくなって余計に
眠たくなる気がする。

そん時、ヨコがムッとした気が
したんは俺の気のせい…?

「じゃあ…置いとくで」


「ん。」


「………。」


「…(( _ _ ))..zzzZZ」


「こら、すばる。
ここで寝たあかんって!」


「….嫌や。ここがええ」


やって、ヨコおるやんか…

でもめっちゃ眠いけど、、

はぁ。とヨコはため息


「じゃーすばる、
目ぇ覚める事するか??」
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