こうなるはずじゃなかった。
□始業式
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初めての学校も終わってクタクタになりながら、悠斗は自宅へ向かっていた
ドアを開けると、女性物の靴があり……
それを見た途端、悠斗は顔を青ざめながら靴を脱ぎ捨てて、リビングへダッシュした
楓「……おかえり。」
悠「た、ただいま……」
そこには彼女である楓がソファでくつろぎながら読書していた
悠「あの……きょ…今日は……」
楓「なんですか。」
悠「うぅっ……ごめんなさい」
楓の不機嫌な声に悠斗は怯えて、続きの言葉が出ない
それを見て楓は
楓「はぁ……」
と、ため息を一つついてから
楓「話はちゃんと聞くから。まず、お風呂でも入ってくれば?その間にご飯作っておくから」
そう言ってキッチンへ向かった
悠「う、うん……///」
さっき怯えてたのが嘘のように、なんか奥さんみたい♡なんて、呑気なことを思って、ドキドキしながら風呂場へ悠斗は向かった
楓「まったく……」
ふっと笑って、楓はご飯をつくりだした