藍
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ある日、ネットで面白いものを見つけた。何て名前か忘れたけど凄く可愛かったからつい購入
そしてそれが今日届くのだ!いや〜楽しみだ
私はルンルン気分でまだかまだかと来るのを待っていた
暫くしてピンポーンと鳴ったインターホンに私は急いで玄関へと向かった
「はぁーい!」
「毎度ご利用ありがとうございます」
品物を受け取ってリビングへ行き早速中身を確認する
中には大体15cmくらいの大きさの男の子が二人寝ていた
「…ん」
とても可愛い寝顔を眺めていると二人の内の一人、黒髪の男の子が目を覚ました
「おはよ」
「…」
ん〜、知らない人にいきなり挨拶されたらまあこうなるわな
「貴女が新しい主ですか?」
「ん〜そうなる、のかな?あ、私は有紗。君は?」
「俺は兵助です」
「よろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします、主」
私的には普通に名前で呼んでくれた方が嬉しいんだけど、と思っているともう一人、オレンジの強い茶髪の男の子がもそもそと動き出した
「雷蔵、起きるのだ」
「…ん、へいすけ?」