星月夜1

□03.現の楽園
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深い海の底のような孤独の中に、いつもひとりで居た私。
永遠とも思える変わらない日々。
ある日、外の世界を覗くと、貴女が落ちてきた。
綺麗で美しい純粋な心の持ち主だという事は、すぐにわかった。
透明なその輝きは、いつか本で見た事のある水晶のようだ。
貴女のその心を守りたいと思った。
私も貴女と一緒に過ごす時が一番幸せだから。

END.
2015.1.15.

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