夢見た世界

□第5話
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私のあげたシーグラスを光に透かしながらふっとマルちゃんが悲しそうな顔をしたのを私は見逃さなかった









「マルちゃん...早く帰りたいよね」








マルコ「っ.......」






悲しそうな顔をして俯くマルちゃん







「そんな悲しそうな顔しないで!大丈夫!こっちに来られたんだからまた帰れるよ!」








マルコ「かえりたい...けど...ヒーハーと離れたくないよい.....」














OH!メッチャウレシイコトイワレタヨ!







まじか!!この2日間でマルちゃんの中で私はそんな大きい存在になれたのか!!

たとえそれが極限状態で優しくされた人に懐いた吊り橋効果みたいな現象だとしても!嬉しすぎて嬉しすぎて泣いてしまいそうだ!!






「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!マルちゃん!!可愛いね!!ありがとう!!もー!そんなふうに言って貰えて嬉しいよ!!」





マルちゃんに抱きつきほっぺにすりすりしながら叫ぶ





マルコ「わっぷ!ヒーハーくすぐったいよい!」








ファーーーーーーwwwwwwwwちょっとほっぺふくらまして怒ってる!!!!んぎゃわいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!






「はぁ〜マルちゃん可愛い...離したくないよぉ〜マルちゃんとずっと一緒にいたいよぉ〜マルちゃんに着いていけたらなぁ〜」




マルちゃんを抱きしめたままため息混じりにそう呟くとマルちゃんの目の色が変わった







マルコ「っ!!ほんと!?ヒーハー!マルのことすき!?ずっといっしょにいたい!?」






お、おおう?マルちゃんすっげぇ食いついてくる?


え?かわいい


すごくかわいい






「もちろんだよぉぉぉ...マルちゃん大好きよォ〜マルちゃんが大人になったら結婚したいくらいだよォ〜」







もうね!本音!ぶちまける!





マルコ「じゃあ!マルが大人になったらけっこんしてね!!」




























いぇーい!!みんな見てるぅー!?プロポーズ頂きましたァァァァァァァァァァァァァァァ!!!
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