夢小説
□ご機嫌の治し方
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今日は久しぶりのAKB撮影
「おはようございまーす」
楽屋を見回して見つける私の彼女
「奈々ちゃん、久しぶり」
「…。」
顔を背ける奈々ちゃんから、ぷいっ≠チて音が聞こえそう
私、何かしたっけ?
「ドラマだよ」
側にいた麻友がそっと呟く
「ゆきりん帰ってくるまでドラマ見てたの
奈々ちゃんも最初は我慢してたんだよ?
でも、ファスナーのシーンはアウトだったみたい」
奈々ちゃんヤキモチ妬いてくれたんだ
「奈々ちゃん」
目を合わせようとしない奈々ちゃんの手を握る
「奈々ちゃん、ごめんね
でも、あれは私じゃなくて美樹ちゃんなの」
「でも、りんちゃんだもん…」
どうしようかなー
あ!いいこと思いついた
「奈々ちゃん、私は黒服です 何かしてほしいことはありますか? 何なりとお申し付けください」
目を見開いて驚いてるみたい
でも、すぐに…
「今から2人きりになろ…?//」
お姫様抱っこをして楽屋から飛び出す
「早く帰ってきなよー」
遠くにそんな麻友の声が聞こえた