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□敵と味方?
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結局あの後、皆の相手をさせられた。
「楽しかったぜ幸村」
「大丈夫?疲れてない?」
「そういう不二先輩も結構激しかったですよ」
「切原くんには言われたくないな」
好き勝手言ってるけど皆どっこいどっこいだよ
「でも…明日の方が大変かもね」
「それ…どういう意味」
「明日のやつらの方が鬼畜だからな」
「幸村くん壊れんなよー」
「大丈夫じゃろ。今日のでだいぶ慣れたはずじゃ」
目の前が真っ暗になるとはこの事だろう。話の内容から俺は明日も誰かに回される。終わりが見えない恐怖が襲う
「明日は…誰なんだい」
「あれ幸村、もしかして楽しみにしてるの」
「やっぱまだヤり足りなかったか」
「そ、んな事は言っていない!!明日は誰なんだ!?」
「ちょ、幸村くん落ち着いてよ」
「…明日は柳生先輩とか。真田副部長…氷帝の向日や鳳…青学の手塚だったと思うッス」
「…ふざけんなよ。なんで俺なんだよ!!」
「…イベントだと言ったじゃろ」
「何がイベントだよ」
先ほど感じていた恐怖はもう無くなってしまった。意味不明なイベント…いや、こんなのイベントなんて言えない
何故俺なんだ?
人並みよりは高いはずの身長や体格。こんな男っぽい俺を抱いたりして得になんかなるはずがない
越前や向日や不二の方が女っぽいし抱きやすいだろう
本当、何故俺なんだ
「さて精市。明日も試合があるしもう今日はゆっくり休め」
「部長!明日の試合頑張って下さいね!」
そう言って柳たちは部屋から出ていった
「こんな状況で休めるはずがない…」
6人分を中に出されてしまい少し足に力を入れただけででてきてしまう。これでは立ち上がる事が出来ない
仕方なくさっきまで自分が着ていたTシャツで出できたモノを拭き取る
このTシャツ気に入ってたんだけどな。今日の事を思い出すからもう着れない
でてきては拭き取りでてきては拭き取るの繰り返しだったが流石に全部は出てこない
「かき出す…ってどうやるんだ?」
今までにかき出す事をやったことが無いから手探りでやることに。ここじゃ出来ないからシャワー室に行くことにした