幸村生誕小説

□目に口に耳に
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静かな夜、自分の部屋で本を物色している幸村に声をかける


「誕生日おめでとう、幸村」


「ありがとう不二」


ついさっき時計の針が12を回った。3月5日。今日はこの世で一番大切な人の誕生日。それと同時に僕は本を読むのを止める


ありったけの愛を込めて幸村の唇にキスを落とす


「ん…不二、恥ずかしいよ…」


「なに?幸村ってばまだキスに馴れてないの」


「だって…恥ずかしいし」


不二っていつも余裕あるし…と顔を真っ赤にしながらゴニョゴニョと言う幸村は可愛い。だから手を出したくなるのは仕方ないよね


「わっ!ちょ、不二!?」


幸村の腕を引っ張ってベットに押し付ける


「ふ、不二!?」


「あーもう幸村って本当に可愛いね」



はだけた服から見える真っ白い肩、紅く染まる頬、澄んだ瞳、潤んだ唇、形のよい耳


一つ一つ舐めていく(瞳は舐められないので瞼を舐める)



「真っ赤だね」


「不二が舐めるからだ!!って服の中に手をいれるな!」


「幸村の誕生日に一回ヤってみたかったんだよね」


「ニコニコしながらする話しじゃないよね」


「幸村」



机の上に手を伸ばして花瓶に飾ってあった花を幸村の髪につけてあげる



「不二…この花」


「牡丹の花だよ」


今の幸村にぴったりじゃない?と笑えば幸村はニッコリ微笑んだ














牡丹の花の花言葉(恥じらい)



「腰いたいよ不二…」

「ちょっとヤりすぎちゃったかな」

「明日…いや、もう今日か。学校あるのに」

「休んじゃえばいーじゃん」


「他人事だと思って…」

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