幸村生誕小説
□恋愛始めました
1ページ/1ページ
*attention*
ウイスキーボンボン食べてる(未成年は駄目だよ)
管理人はお酒知識0
以上のこと理解したうえでどぞ
神様。馬鹿な事したという自覚はあります。なので時間を巻き戻してください。
事の発端はあのブン太が朝ごはんを抜いたことから始まったのだ。立海大の練習はハードだ。故に朝を抜く事など自殺行動に値する
とっさに持って来たという大量のウイスキーボンボン。美味しそうに食べていたからついつい皆で食べてしまった。
率直に言おう。ウイスウキーボンボンは美味しかった。何個も食べるほど。記憶がなくなるほど
いつもの蓮二だったならば「食べ過ぎだ」とか言ってくれる筈なのにその蓮二さえ酔っていたのだ。もちろん俺や蓮二以外の皆も。
そして最悪なことに偵察に来ている越前のことをすっかり忘れていたのだ。そして何故か越前と一緒に帰り越前の家に。
でも、酔った姿など親や妹には見せられないしそこはまあ良いかなと思っていたのは確かだけど
「この状況はなんなんだろう」
さて、今までの回想は終わった。今のこの状況を考えよう
まず頭が痛い。これはアルコールのせいだろう。次に俺と越前が何故か同じベットで裸で寝ている。しかも俺のアソコが痛む。この状況はもう一つしかないだろう
「…あれ幸村さん、起きてたんだ」
「越前…」
さっきまで隣でスヤスヤ寝ていたのに越前が起きてしまった。しかも、やけにあっけらかんとしてる
「この状況は何なんだい?」
「わかってるんでしょ」
「わかりたくはないけどね」
ズキズキ痛みだした腰を押さえながらなんとなく会話を続ける。腰が痛む、か
「俺さ、新しいことに気づいたんだけど」
「なんだい?」
「あんたって意外と可愛いね」
「…今頃かい?」
「今度あんたにキンセンカの花束あげるよ」
キンセンカ(繊細な美しさ)
「キンセンカの花束か」
「ある意味センスあるでしょ?」
「ある意味ね」