短編夢物語
□別れ道
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ここにある筈の無い幻影に心を奪われる者
無くなって初めて気付きそれを欲する者
悲しい真実を一人で抱え込む者
その真実を求め探しまわる者
その事を真摯に捉え信じる者。
その道が誤った道だとしても突き進む者
それぞれが真っ直ぐに考え行動している
しかし、この行動が全て正しいとは言えない。
眩しい光がある周りには必ず深い影がある。
光と影は、裏と表のような関係だ。
その行動一つで、幸せになる人もいるし
逆に不幸になってしまう人もいる。
それでも、その瞬間が来るまでどちらかは分からない。
だから、人は進むのであろう。