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□痴漢電車
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朝のラッシュアワーの時間帯、電車内は沢山の人でギュウギュウ詰めになっている。
その窮屈な車内に一人の黒髪で色白の美少年の中学生――西丈一郎――がいた。
西の下半身はズボンも下着も下ろされて丸出しにされており、尻の谷間には男の手が潜り込んでクチュクチュと指でいやらしい音を立てていた。
西は歯を食いしばり、アナルに侵入する指の違和感に必死に堪えている。
西の細い体に何本も伸びている腕、中学生の体を触っている者は一人ではなかった。
複数の男が西を取り囲み、痴漢行為をしていたのだ。

「……やめろ…ッんぁ」

何とかして声を絞り出すが、そのうちの一本の腕が西の噛み締めている口を指でこじ開けた。
口の内に2本の指を捩じ込まれて舌を摘ままれる。
噛みつく前に舌を外に出されて、閉じられなくなった唇の端から唾液が垂れてしまう。
ネクタイを緩められカッターシャツのボタンが外され、2つの乳首を別々の男の手によって弄くられている。
西の両手は勃起している男達のちンこを強制的に握らされ、西の萎えているちンこの方は無理やり扱かれていた。

(ざッけんなッ、畜生、ざッけんな…!)

体の自由が利かない西の顔は真っ赤なり、眉をしかめているが、思春期ならではの羞恥心で大声を上げられずにいた。
西の目は潤み、吐息は熱い。
ぐちゅっ、ぐちゅぐちゅ、ちゅ、
ローションか何かであろう、何者かの濡れた指が西のアナルを拡張していく。
最初は1本だった指は次第に2本に、次は3本と増えていき、やがてその指は激しく出し入れされるまでになった。
体を振り払うように抵抗していると、背にピッタリくっついていた男の息がはあはあと荒くなり、指が引き抜かれた。
カチャカチャと音がしたかと思うと、拡がった西のアナルに何か丸く弾力のある物が押しつけられる。
ぐぐ、とアナルに押し付けてくるが何度も滑ってなかなか上手くいかない。

(まさか)

男の何度目かの挑戦で先端がメリ込んでくるのがわかった。

「あッ、あーッ、んんん!」

アナルから腸内にかけての激痛と衝撃に、西は小さな悲鳴を上げてしまった。
舌を摘まんでいた男の手のひらが西の口元を覆う。
見知らぬ男のちンこが、西の中に無理やり捩じ込まれて、西とひとつになってしまった。

「うぅ…!ううう!」
「はあはあ…静かにするんだ。レイプされてることが周りにバレるぞ」

男はそう脅迫し、西の腰をガッチリと掴む。

「んん…!」

腰を打ち付けられて、半分程埋まっていた男のちンこが、根元まで一気に西の腸内に飲み込まれてしまった。
はあはあと息を荒くして西を後ろから抱きしめ、男は腰を振り始める。

ぬっちゅぬっちゅぬっちゅ……

「は、…ぐぅ、ぅ…」
「はあはあ…いいぞ…」

頬は赤く染まり、睫毛は涙に濡れている。涎があごを汚し、後ろの男に突き上げられて跳ねる体。
突き上げられる度にどうしても洩れてしまう声を抑えようと顔を歪めて凌辱を受ける西の姿は、周りを取り囲む男達を煽り、西の周辺だけ熱気に包まれていた。
少し離れた所では女子高生らしき声が他愛のないおしゃべりをし、笑う。
西にはその声が遥か遠くの音のように聞こえる。
辺りを睨み付けながらも、男のリズムに合わせて揺さぶられていた。

「ふぅ、ん…!やめろ…、やめろ…!」

覆われた口の中で繰り返す。
ぱんぱん、くちゅちゅ、ぱん!
とうとう肌がぶつかり合う音をさせる程激しく腰を振り出した男に焦り、西は首を振ってやめろ、と抵抗した。
しかし男の動きは激しくなる一方。
真向かいにいる別の男が覆われていた手を剥がして、西の唇を奪った。
また隣に立つ別の男には乳首を強く吸われ、周囲を気にする余裕が無くなっていく。

「ふ、ん…んん、やめ、んむ、」
「いいね…君のアナルすごくいい。腸壁がちンこに絡みついてくるようだよ」

「は、ふぁッ…やめ、」

執拗な向かいの男の唇から逃れて文句を言おうとした時。

ぐり、

「あッ……」

狭い道をこじ開けて、ちンこの先端が奥の奥まで押し込まれる。
その時確かに気持ちよさを感じる場所があった。
そんな西の微妙な反応にもお構いなしに激しいちンこの動きが西の体内を擦る。

「感じてるだろ?お尻の中がキュウキュウとして…おじさんのちンこを離さないって言ってるよ」

「ぶッ殺す…!ぶッ殺してやる…!」
「君のアナル凄いよ、初めてとは思えない」
「ひッあ」
「もしかして経験済みかな?処女じゃない?ねえどっち?」
「あるわけ、ねーだろッ」
「そうか始めてなのにちンこ全部飲みこんじゃったんだ。いやらしい子だね」
「も、やめろ…壊れる…壊れる…」
「大丈夫、壊れないから」
「ああッ……」

耳許で囁く声が西の背筋を粟立たせる。
西の限界が近づいて、目の前がチカチカして失神しそうになっていた。

「はあはあ…もうイきそうだ。処女喪失のお祝いにおじさんの濃厚ミルクプレゼントしてあげる」
「あ……待てッ」
「出るよっ出るっ出る出る、ああ、最高だ…!」





某駅に到着した電車から降りた男達の中心に、西の姿があった。
ふらふらとしている西はうつむき、腰を支えられて男達と共に歩く。
両手からは白濁の液体が滴り、制服のズボンにも白い染みが。カッターシャツの下の胸にはキスマークがいくつもついている。

「まだまだ終わらないよ…もっともっと可愛がってあげるからね」

西は何も答えない。
アナルから三人分の精液を太ももに垂らしながら、まだ終わらないのかと思うだけだった。
男達と西は駅の多目的トイレの中へと入って行った。

終わり

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