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□LOVE ME XXX
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「どうして、団体行動出来ないの!」
1人の少年が、教師に叱られていた。
周りはクスクスと笑っていた。
「とにかく、団体行動は大事なのよ…いい?マックス…」
【うるさい。うるさい女教師だ
いつも、僕の事を叱る…みんなの前で…
お前なんか、消えてしまえばいい…】
「マックス!分かった?」
「……」
【消えろ…僕の前から消えろ…】
鐘が鳴り、教師は出て行った。
【僕の前に誰も立つな…】
マックスは、教室出て、図書室に行った。
【ここは、いい……誰にも邪魔されない…】
マックスは、本を読んでいた。
『あの……』
マックスは、振り向く。
『その本、あたしも好きなんですよ』
ブラウンのロングヘア、瞳は、吸い込まれそうな青い瞳……
『あたし、ジャンヌ。貴方は?』
「マックス…モンティナ・マックス…」
『マックス、もう授業始まってるけどいいの?』
「出ても、つまらないから……」
『あたしと同じだね。』
ジャンヌは微笑んだ。
【この女の子…良い…】